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【第11位 ゼルダの伝説】ミンナニナイショに出来ない歴史的名作

こんにちは、ハルリです。

今回は、思い出のゲーム第11位「ゼルダの伝説」の紹介です。

【ゲームデータ】
●発売日  1986年2月21日
●メーカー 任天堂
●機種   ファミコン(ディスクシステム)

喜び、そして喜び

本作『ゼルダの伝説』が発売された1986年2月21日以前、ファミコンソフトはシンプルなアクションゲームやシューティングゲームが主流でした。

そんな中、ディスクシステムと同時発売された初代『ゼルダの伝説』は、それまでのゲームとは明らかに一線を画していました。

高いアクション性、豊富なアイテム、広大なフィールド、自由度の高さ、そして謎解き。すべてがワクワクと喜びの連続でした。

ダンジョン内の仕掛けの謎を解いた時の喜び。
最初は倒せそうにないと思っていたボスを倒せた時の喜び。
時間の経過と共にリンクを巧みに操れるようになる喜び。
爆弾をセットして、隠されていた洞窟を発見する喜び。
入手したアイテムを使い、これまで行けなかった場所を訪れた時の喜び。

そして、全てをひっくるめて、自分自身が成長できたことを実感できる喜び。

確かにゲーム自体の難易度は高かったです。

現代の至れり尽くせりの優しいゲームと比べると、理不尽に感じるかもしれません。

しかし、それまでのゲームの概念を大きく変えた、歴史的な作品であることは間違いありません。

ミンナニナイショダヨ

そんなワクワクの連続の『ゼルダの伝説』ですが、とても印象に残る有名なシーンがあります。

それが、こちら。

爆弾を使って偶然見つけた洞窟に入ると、突然、敵モンスターから「ミンナニナイショダヨ」と言われ、お金(ルピー)をもらえます。

このセリフには複数の意味合いがあり、一つは「この場でルピーがもらえることは、(リンクの)友達や家族には内緒だよ」という意味であり、もう一つは「(敵であるはずの)リンクにルピーを渡すことは仲間への裏切り行為になるので、黙っていてほしい」という意味である。

Wikipediaより

なんなんでしょ、この背徳感は。
相手の弱みを握ってしまった優越感(?)
平たく言えば、買収(!)
少しだけ、大人の世界を垣間見えたような気がしました(笑)

裏ゼルダ

『ゼルダの伝説』の思い出で忘れられないのが、裏ゼルダの存在です。
全クリア後にプレイ可能となる“裏ゼルダ”は、非常に高い難易度を誇ります。

見た目のフィールドの地形こそ同じですが、謎解きは全く別物。
その中でも、私的には、なんといってもダンジョンの位置がガラリと変わっているのが超手ごわかったです。

今のゲームなら、途中でヒントなどがあり、それを頼りにゲームをすすめていくことになりますが、裏ゼルダはそれが皆無(苦笑)

表ゼルダは、基本的にはダンジョンの入口が画面で見えていますし、見えない場合でも、いかにも怪しいところで何かアクションを起こせば見つかります。

しかし裏ゼルダは、ぱっと見では通常の背景に紛れており、普通にプレイしていたら絶対に発見できません(汗)

怪しくない場所でも、地道に爆弾を一つずつ置いて試したり、とにかくダンジョンの入り口を探すだけでとんでもない苦労をしたのを覚えています。

そしていまだに40年近く経って記憶しているのが、どこか一つのダンジョンだけどうやっても見つからなかったこと。

感覚的には、ありとあらゆる手を尽くしたつもりだったんですが、どうしても見つかりませんでした。

ネットもない当時、私は、当時行きつけのおもちゃ屋さんのお兄さんに聞こうと思い、お店に電話をしたのをいまだに覚えています(笑)

ゲームのヒントを聞くためだけに、お店に電話するなんて、迷惑な客ですよね(苦笑)

でもさすが、そのお兄さん。
電話越しに丁寧に爆弾で壊す場所を教えてくれたのをいまだに覚えています。

古き良き時代といいますか、こうやって、私は”やさしさ”を学んでいきました(笑)

あとは自力で解けて、無事、裏ゼルダをクリアすることが出来ました。

メインテーマ

そして、私のゲーム大好きポイントに欠かせない音楽についてです。

このゲームのメインテーマは本当に大好きな曲です。
これまでプレイしてきた曲の中で、間違いなくベスト3に入ります!

雄大さを感じ、冒険に向かう心を勇気づけてくれます。
大人になった今でも、この曲が流れるだけで、なんだかウルっとしてしまう自分がいます。

最後に、謎を解いた時の効果音。
知っている人にはおなじみのあの旋律。
今でも何かひらめいた時に脳内で流れる私は異常でしょうか(笑)

まとめ

今回は初代『ゼルダの伝説』について紹介しました。

記事を書いているうちに、なんだか11位ではなく1位であるかのような錯覚を覚えたくらい、楽しい思い出が次々と蘇ってきました。

ゼルダの伝説シリーズは私のお気に入りなので、ベスト10の中に、他のシリーズ作品がランクインする予定です。

またゼルダについて語るのを楽しみにしています。

初代『ゼルダの伝説』の制作に携わってくださった皆様、素晴らしい作品をありがとうございました。

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