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【第28位 ポートピア連続殺人事件】タカ&ユージの復活の次はヤスの復活を是非

こんにちは、ハルリです。

今回は、思い出のゲーム第28位「ポートピア連続殺人事件」を紹介します。
この作品はファミコンで発売されたアドベンチャーゲームの元祖ともいえる作品です。

当時、アクションゲームが当たり前だった時代ということもあり、この作品を始めて遊んだときの斬新さは衝撃的でした。

38年前の記憶を紐解きながら、このゲームの思い出をお話していきたいと思います。刑事繋がりということで、好きな刑事ドラマの話も便乗させてください(笑)


あの刑事がまさかの復活!

「ポートピア連続殺人事件」のお話の前に、刑事繋がりということで、どうしてもお伝えしたい刑事ドラマの話を一つさせてください。

私は昔から刑事ドラマが好きで、今では「相棒」を視聴中。
古いところでは、「古畑任三郎」や「踊る大捜査線」もよく見ていましたね。

そんな私の刑事ドラマの原点は、なんといっても「あぶない刑事」!

1986年放送開始のため、若い方はご存じないかもしれませんが、「あぶない刑事」とは舘ひろし演じるタカこと鷹山敏樹と、柴田恭兵演じるユージこと大下勇次の破天荒な活躍を描いた刑事ドラマ。

ド派手なアクションシーンと他の個性あふれる登場人物との軽妙な演出が面白く、めちゃめちゃハマって見ていたのを記憶しています。

そんな「あぶない刑事」ですが、先日ビックリのニュースを見ました。

まさかの復活するんですね(笑)
てっきり前作の映画で完結していたものだと思っていました。

まだ公開は少し先になりそうなんですが、昔の思い出もよみがえりつつ、新しいあぶ刑事に期待です。

しかし私が一番最初にハマった刑事はタカでもユージもありません。

そうです・・・ヤスです(笑)

静寂さの中で

まずは「ポートピア連続殺人事件」について簡単ですが紹介いたします。

こちらの作品は、ドラクエの生みの親である堀井雄二さんが手がけた、ミステリー物のアドベンチャーゲームです。

ストーリーは、黒い噂の絶えない金融会社「ローンやまきん」の社長である山川耕造が何者かに殺されたところから始まります。

プレイヤーは完全密室で起こったこの殺人事件を担当する刑事となります。

部下のヤスと共に事件の背景を探り真犯人に迫っていきますが、容疑者が次々殺される第二・第三の連続殺人事件へと発展し、舞台も神戸から京都へ。

発売されたのがファミコンということで、もちろんグラフィックも粗く、今では考えらえませんがBGMもありません。

電話やサイレンなど一部の効果音はあるものの、逆にその静けさから絶妙の緊張感と恐怖感を感じながら遊んでいたのを思い出します。

特に今でも思い出すビビるシーンがこちら。

殺害現場となった屋敷の地下には地下迷路が存在しているのですが、進んでいく途中にいきなり後ろの壁が締まる場所があります。

この壁が締まる時の「ガシャン!!」という効果音。

BGMのない静寂さの中で、夜一人で遊んでいる時にいきなり響くこの効果音が、小学生ながらめちゃめちゃビビったのを今でも覚えています。

若干のトラウマ(笑)

ファミコン時代ってもちろんグラフィックは言うまでもなくしょぼいので、逆に脳内で勝手にリアルに変換していたんでしょうね。

犯人は〇〇

そして「ポートピア連続殺人事件」といえば、おそらくゲーム史上最も有名なネタバレがありますね。

グーグルで「犯人」と入力すると予測キーワードで思いっきり表示されます(笑)

作者の堀井雄二さんが3年前ぐらいのツイートで思いっきりネタにしてますし・・・ほんと愛されているソフトです。

復活してほしいような、してほしくないような

当時、アドベンチャーゲームというのはコマンドを入力するパソコン向けのゲームでした。
ファミコンで初めてこのゲームを知った時は、どんなゲームなのだろう?とただただ好奇心から興味深々でした。

そして実際に遊んでみて、コマンド入力型からコマンド選択式になって遊びやすくなったということもありましたが、物語にのめり込み、犯人を推理する楽しさに触れ、セーブもない過酷な環境(苦笑)ではありましたが、本当に楽しませて頂いた作品でした。

記事のタイトルで”ヤスの復活を”なんて書きましたが、もちろん最新のハードで続編を遊びたい気持ちもありますが、なんとも言えない38年前の犯人を知ったあの時の感情をずっと思い出として持っておくのも悪くないのかなとも思えてきました。

この作品でアドベンチャーゲームの面白さを知った私は、この後、ジャンルがアドベンチャーというだけでいくつかソフトを買ってしまったぐらい、それくらい大きな影響を与えてくれた「ポートピア連続殺人事件」。

とても面白かったです。
制作に携わった皆様、ありがとうございました。

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