【第26位 エレベーターアクション】アーケードからの出会いと別れ、そして…
【ゲームデータ】
●発売日 1985年6月28日
●メーカー タイトー
●機種 ファミコン
こんにちは、ハルリです。
今回は、思い出のゲーム第26位「エレベーターアクション」を紹介します。
実はこのゲームを最初にプレイしたのはファミコン版ではなくアーケード版なんですが、その時の思い出も交えながらご紹介させていただきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
ゲーム紹介
まずは、この作品ががどのようなゲームなのかをお話します。
プレイヤーの目的はスパイに扮し、ビルに潜入して機密文書を奪取し、脱出すること。
屋上から潜入し、最下階(B1F)まで行けばクリアとなりますが、途中で機密文書を全て入手する必要があります。
機密文書の入手の仕方はは赤いドアの部屋に入ること。
ビルの階の上下の移動は基本的にはエレベーターを利用し、主人公の主な操作は拳銃の発射とジャンプの二通り。
拳銃は敵への攻撃の他に、電灯を敵の頭に落とすためにも使い、ジャンプは敵の発射した弾を避けたり、敵への飛び蹴りに使います。
敵を攻撃し、逆に敵からの攻撃を避けながら機密書類を奪い、一番下のB1Fまで行けばクリアです。
出会い
このゲームの出会いはファミコンではありませんでした。
東海地方以外の方はなじみが薄いかもしれませんが、私が小学生の頃、母親とユニーというショッピングセンターへ行くことがよくありました。
ユニーは小学生時代の懐かしの思い出の場所の一つです。
低学年の頃は、店に着いてからもさすがにずっと母親と一緒に行動していたと思うんですが、3~4年生ぐらいになると、母親と一緒に行動するのが退屈になり、3階にあるゲームコーナーへ行って1時間ぐらい母親の買い物待ちという時が多かったと記憶しています。
とは言っても、何度もゲームが出来るほどお小遣いをもらえるわけではありませんでしたが、1~2回ぐらいは遊べるぐらいのお小遣いをもらい、ゲームコーナーにある色々なゲームを好奇心の塊で見ていたのを覚えています。
そんな時なぜかビビっときたのが「エレベーターアクション」でした。
なぜそのゲームにハマったのかは全く覚えていませんが(笑)、とにかくこのゲームが大好きで、ユニーにくるたびに毎回遊んでいました。
私はファミコンなど家庭用ゲーム機の十字キーでのコントローラー操作は慣れているんですが、アーケードのスティック操作があまり得意ではなく、中学以降でも、アーケードゲームにハマることがほとんどなかった原因の一つだと思っています。
そういう意味でも、この「エレベーターアクション」は、数少ないアーケードゲームでハマった貴重なゲームの一つとなりました。
別れ
そんなアーケードゲームの名作がファミコンで発売されることになりました。そのニュースを聞いたときはテンションあがりました!
ユニーに行ったときに遊べた「エレベーターアクション」が自宅で無限に出来るのですから!
発売してすぐにソフトを購入。
もちろん、何度もプレイするのですが・・・
ムズイ・・・。とにかくムズイ。
ゲームセンターで遊んだ時の方が、もうちょっと長い時間ゲームを楽しめていた気がするのは気のせいでしょうか(苦笑)
ファミコン版の方が難しかったのかなぁ?
ファミコン版は3面クリア出来たらいい方だったような記憶があります。
結局、段々遊ばなくなり、そして中古ショップへ・・・。
「エレベーターアクション」は、良い思い出と同時に苦い思い出も共存する、何とも不思議な作品となりました。
再会するべきか否か
そしてこのエレベーターアクションは、その後、リメイクや新作など色々な機種で発売されます。
新作だけでなく、当時のファミコン版がWiiやWiiUなどで配信されたり、アーケード版がSwitchやPS4で発売されるているようです。
思い入れのある作品なので、タイトルを聞くといつも一瞬、買ってしまおうか迷っている自分がいます(笑)
特に、2年前ぐらいに『イーグレットツーミニ』という1970年代から1990年代にゲームセンターで活躍したタイトーの40タイトルのゲームを内蔵したアーケード筐体型のゲーム機が発売されました。
これに「エレベーターアクション」が入っているのを知って、今度こそ買ってしまおうか悩んだのですが、結局買わずじまい(苦笑)
アーケードの楽しい思い出と、ファミコンでの切ない記憶が同時に蘇ってくる「エレベーターアクション」。
どちらが本当の姿なんでしょうかね(笑)
買うのを躊躇してしまう理由は、おそらく、お金の問題というより、美しい思い出はそのままにしておいた方がイイと直感的に脳が反応しているからだと思っています(笑)
というわけで『イーグレットツーミニ』を買うのはやめました。
今回の記事を書くにあたり、改めて『イーグレットツーミニ』を調べてみると・・・
ん?大好きだった「バブルボブル」も「アルカノイド」も遊べるのか~!
やっぱりまた欲しくなってきました(汗)
ああ・・・本当に未練たらしいですね、私。
40年経っても私を振り回している「エレベーターアクション」。
色々な思いは交錯していますが、大好きで思い出に残る作品であることには間違いありません。
『エレベーターアクション』制作スタッフの皆様。
思い出に残るゲームを遊ばせて頂きまして、ありがとうございました。
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