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【第29位 スーパーマリオ64】ここから3Dマリオがはじまった

こんにちは、ハルリです。

今回は、思い出のゲーム第29位「スーパーマリオ64」をご紹介します。
この作品はNINTENDO64で発売されたスーパーマリオシリーズ初の3Dアクションゲーム。

これまで22本のゲームを紹介してきましたが、マリオが主役のゲームはこれで4本目。私、やっぱり好きですね・・・マリオ(笑)

今回のマリオのお話も、ぜひ最後までお付き合いください。


他人は他人、私は私。

ファミコン、そしてスーパーファミコン。
大げさではなく、周りの友人はみんな持っていたと記憶しています。

そして次世代機として先陣を切ったソニーのプレイステーション。
こちらもソフトが揃ってくると、どんどんみんな買い始めました。

しかし、スーパーファミコンの後継機として発売されたNINTENDO64・・・周りの誰も買う気配がありません(苦笑)

ファミコンやスーパーファミコンは国内だけで2,000万台に近い売り上げを記録しました。
現在、任天堂の現役機のSwitchに至っては3,000万台に届く勢いです。

それに引き換えNINTENDO64は調べてみると約550万台。
そうなんです。任天堂のハードとしては売上の面では失敗でした。

しかしハードが売れなかったからといって、ソフトが面白くないというわけではもちろんありません。魅力的なソフトもたくさんあります。

しかし、私にとっての一番のソフトは、本体と同時に発売された「スーパーマリオ64」でした。

これまで画面の左から右へ進んでいくのが当たり前だったマリオのイメージからは、全く違った新しいマリオの登場です。

こういう新しいチャレンジ・・・私の大好物です(笑)

周りの友人は、結局誰もNITENDO64は買いませんでしたが、「他人は他人、私は私」。

新ハードを買うのに迷いは一切ありませんでした(笑)

3Dスティックの衝撃

スーパーマリオ64を語る上では避けて通れないのが新しいコントローラーです。

新しく発売された任天堂の新型ハード「NINTENDO64」
これまでのコントローラでは考えられなかった機能が新しく追加されました。それが3Dスティック。

コントローラーの中央部にあるのが3Dスティック

従来はコントローラーの十字キーを使ってマリオを動かしていました。
右を押したら右へ歩き、左を押したら左へ動きます。
2Dの画面では当たり前のこと。

しかし新しく生まれ変わったマリオは3Dの世界。
これまでの常識は全く通じませんでした。
3Dスティックを倒した方に360度自由にマリオを動かすことができます。

「マリオを動かすだけで楽しい」は大げさでもなんでもありません。
本当に動かすだけで楽しかったんです。

ゴールへの道のりもこれまでの一本道ではなく自由な世界

意味もなくあっちの方にいけば、今度はこっちの方に行く。

まるで初めて歩くことができるようになった小さな子供が、縦横無尽に駆けずり回るかのように(笑)

その時の子供はテンションがやけに高くなりますが、画面のマリオを通じてプレイヤーも同じようにテンションが高くなっておりました(笑)

そんな3Dスティックを使った一番の気持ちいいシーンはやはりこれでしょう。クッパとの対決です。

これまでの2Dマリオ時代では考えられない方法でクッパをやっつけます。
やっつけ方は、しっぽをつかみクッパをぐるぐる回し、遠くに放り投げ爆弾にあてて衝撃を与える。

クッパ自身が攻略法を教えてくれます。クッパ・・・いや、任天堂さんの優しさですね(笑)


しっぽをつかんでグリグリ回して投げ飛ばす爽快感(笑)

やったことのある方は、あの3Dスティックをグリグリした記憶を思い出したのではないでしょうか。

あの感覚、本当に爽快でしたね。

自由・自由・自由

新しい操作感覚の他に「マリオ64」の大きな魅力が箱庭探索です。

これまでのマリオは左から右へ直線的な2Dのコースを進んでいきます。そして最後のゴール地点に到達すればステージクリア。

それに対して「マリオ64」は、自由自在に動き回ることができる3Dの箱庭世界を舞台に冒険が繰り広げられます。

ゲームの目的は、各ステージに隠されたパワースターを集めること。全部で120個のパワースターが隠されていますが、クリアに必要な数は70個。
(もちろん私は120個全部獲得するまでやりこみました)

パワースターの取り方は、ステージのボスを倒したり、ノコノコと競走したり、大砲でぶっ飛んだり、スターの数だけ方法がありどの順番で取っていくかはプレイヤー次第。
(もちろん最初からすべてのステージに挑戦できるわけではないですが。)

そんな広大な世界を自由に動き回って探索・攻略できるゲームが「スーパーマリオ64」。

とにかく自由度の高さが際立った作品となりました。

歴史的名作

自由度が増した分、難しく感じるプレイヤーもいたと思います。
操作が複雑になった分、難しく感じるプレイヤーもいたと思います。

カメラワークもまだまだ未熟で思うように操作できない場面もありました。
今、見るとポリゴンも粗いです。

でも、でも・・・、

3Dマリオ、そして箱庭探索型マリオの先駆者となった「マリオ64」は歴史的名作だと思います。

この作品が後の「スーパーマリオサンシャイン」、そして以前ご紹介した「スーパーマリオオデッセイ」に受け継がれていきました。

どんな分野でも、これまでの常識を覆すような新しいチャレンジは、たくさんのリスクを伴い、困難なこともたくさんあったと思います。

そのような状況で、こんなに夢中になれたマリオを作ってくれた任天堂には本当に感謝です。

そして、友達が誰も買わなかったNINTENDO64を買った自分を褒めてあげたいと思います(笑)

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