見出し画像

今回は転載です。本家も読んでやあ。徳島新聞から~。わての原稿でっせ

AIサービスで徳島新聞の原稿をフォーマルに書き換えてもらいました。以下はその結果です。対比版ですので、助詞の誤りなどはそのままにしておりますが、あまりにわけのわからんところは一部手直ししています。読み比べてみてください。変わらないといえば変わらないのですが、やっぱりAIはすごいねえ。

☆☆☆スター、誕生せず☆☆☆

先日、次のような相談を受けました。「有名になりたいのですが、どうしたら良いでしょうか」と。それは22歳の男性からの相談でした。誰に相談してんねん、と口走りそうになりましたが、私も仏門にありますので。そうですか、それはお困りですね、とお答えしました。いやはや、どうしたら良いのでしょう。

高校3年の秋から40年も前の話です。私たちは友人と2人で、「スターになる」ためのオーディションを受けました。当時の人気テレビ番組であり、山口百恵さんたちも輩出したものでした。あなた質問の男性と同じようなものじゃないか。そんな声が聞こえてきました。まあまあ、否定できませんね。担任の先生に壮行会を開いていただき、クラスの皆さんに後押しでテレビ局に乗り込みました。横森良造さんのピアノに合わせて、順番に歌っていきました。私たちが選んだ曲はクリスタル・キングの「蜃気楼(しんきろう)」でしたね。歌い終わると、大変な拍手喝采でした。本当にね。「これはいけるぞ!」と意気揚々として、結果発表を待っていましたが、やはり世の中そんなに甘くありませんでした。

☆☆☆簡単に有名人になれる時代に☆☆☆

もし私たちが予選を突破していたら、また違った人生が待っていたのでしょう。僧侶になっていなかったかもしれません、と静かに遠くを見つめたりして。若かりし頃は、夢追い人でした。目指すのはやはり有名になること。注目され、お金持ちになることでした。今は動画投稿サイトのYouTubeやTikTokなどを利用して、自分の表現を多くの人に伝えている方もいらっしゃいますね。相当簡単に有名人になれる時代になりました。

そんな時代ですが、今回は早めに結論です。有名になる方法、その答えは、「分かりません」以外にありませんね。私は有名になれなかったからです。それでも、これだけは言えますよ。有名になってちやほやされるのは、きっと面白いでしょう。ただし、少なくとも、しっかりとした志を持ち、自分を鍛えた後でなければ、良くありません。有名になった途端に自堕落になる話は、たくさんあります。

それに、こんな話もありますね。有名になりたいばかりに、回転寿司でイタズラをして、結局は訴えられたり、と。有名になったところで、です。

☆☆☆揺るがない心。不動心でっせ☆☆☆

そもそも「有名」とは何でしょう。何人に名前が知られれば有名なのでしょう。よく考えると、そんなものに本質はありません。他人の評価ばかりを気にしていると、人生の楽しみは減ってしまいます。承認欲求に取り憑かれた小さな自分を今一度、鏡で見つめなおしてみてください。ピエロですよ。私もついさっき、洗面所で吹き出してしまいました。

ここでは「不動心」という言葉を紹介します。文字通り、動かない、揺るがない心の持ち方です。人間としてはなかなか難しいですが、努力すればできます。有名になろうがなるまいが、大切なのは、納得できるかどうかです。これは推測ですが、有名になっても良いことばかりではないでしょう。むしろ無名になる心配もあります。有名になることそのものを目的としたところで、意味はありません。大事なのは、自分を磨くことです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?