友人が亡くなった日のこと

このことを書こうかずっと悩んで、
こういうことはSNSやネット上に書かないほうがいいんだろうな
と思いながら、ずっと頭の中を彼女の存在が支配していて。

彼女との永遠の別れから、もうすぐ5か月
最近、胃腸炎になってそこから逆流性食道炎になり、
ある程度落ち着いたかな?と思ったら、
また胃痛が始まって

いろいろ考えすぎて、自分の心や身体が、
キャパオーバーになっていたけれど、
それに気づかないふりをしていた

彼女とは小中が同じで、中学では部活も同じ、
吹奏楽部だった
2年生からは彼女が部長で私が副部長で。
私がその部活に入るきっかけになったのも彼女。
当時私は別の部活を考えていて、
吹部に入る気なんて全くなくて、
楽器なんて音楽の授業以外で触ったことがなくて、
何なら楽譜も読めなかった。
だけど、彼女の半ば強引な押切で(笑)
今は吹奏楽部を選んでよかったなと思っている。

彼女は本当に努力家で、不器用で、愛情深くて、
一時期離れていた時間もあったけれど、
忘れていた時間はなかった

最後に見た彼女の頬は桜色に染まっていて、
声をかけたら、目を覚ますんじゃないかって錯覚するくらい、
あの頃と同じ顔だった

今も彼女のことを思い出さない日は無いし、
ふとLINEを見ると返信が来ているんじゃないか
彼女の声が聴きたいって思うことばかり、
その影響で体調を崩したくらいだしね

だけど、このままじゃいけないと思う
彼女の悲しみに囚われすぎて、
自分を見失って、悲しみの渦の中にずっと沈んでいるわけにはいかない
今の私が生きている時間は彼女が生きたかった未来なのだから

またいつか彼女と会えたその時は、
出来なかった話をたくさんしたいし、見てきた景色を教えたい

ここに書くことによって、私自身がほんの少しでも前を向けますように

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?