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【必ず宿題をもらうようにしているか?】

新規の営業で大事なことは、いかにして宿題をもらうことである。
そのことに気がついたのは27歳頃のこと。(今から9年前です(笑))
新規開拓や既存先へのアプローチをしていてもなかなか成果に結びつかなかったときのこと。薄々一方的な話が多いなとは気がついていたけれども解決の糸口が見つからなかった。一方的な話になっているから次のアプローチがどんどんしにくくなっていた。時を同じくして本屋で立ち読みをしていたらふとアイデアが思いついた。次の連絡がしやすいように宿題なりを勝手に作って、また連絡しますって言えば次も簡単に連絡ができる!と閃いた。構図的には好きな異性を口説くときに使う技法に似ている(笑)
試行錯誤しながらやっていったところ不思議とどんどん成果が上がってきた。

いくらセールスしても成果が出ない場合、一方的になっていることが往々にしてあるかもしれない。逆の立場になってもそう思う。自分が営業しているとわからないことが多いけれど、営業を受けてみるとよくわかる。
営業といえども人間対人間の交渉事なのだから、相手の心理を理解して話を進めていけばうまくいく確率は少なくとも上がる。
そして宿題の内容はなんでもよいと思っている。相手がわからないことがあるなら調べて回答しますでも良いし、勝手に宿題ネタをでっち上げて確認して連絡しますでもよいと思う。大事なのはいかにして相手と自然なやりとりを増やせるかどうか。人間は自然とやり取りの多い人のことを信用しやすくなる。試してみる価値は十分にあるんじゃないかと思う。

いかがでしょうか。なかなかお客さんとキャッチボールができないと悩んでいる人にはうってつけの方法かもしれません。実際に話の中で宿題を作り出すのはテクニックが必要な場面もありますが、まずは試してみないとなにもはじまりません。ぜひ試してみてください。

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