第15回　【大人の勉強】生き甲斐（希望）ある人生を生きる！

第一弾　”新しい扉”
 
第三章　最初は小さな自信から③（①～⑤）
2-7　心配なことは減らせるのです　
2-8　誰でも最初は何も知らないのです　
2-9.　本を読み続けていれば考え方も変わっていきます　
3.　漠然とでも目標を持ち「私もできる」と考えよう　
 
2-7.　心配なことは減らせるのです　
　私たちは、これから先の人生について気がつくとよく心配していることがあります。金銭面、仕事、人間関係、老後、健康などについてです。心配することは自分を守るためにも必要なことでもあります。心配だから何とかしなければと考え始める”きっかけ”にもなるからです。
　
　しかし、心配というのはとても不快な気持ちになるので苦しい感情でもあるので、できる限り無駄で無意味な心配は少なくしたいのではないでしょうか。
 
　今までの私たちは、心配してもそのままにして解決策を講じてきませんでした。ですから、同じような心配を幾度なく繰り返してきたのです。しかし、心配は減らそうと思えば減らすことは可能なのです。将来的に金銭面で心配であれば、収入を増やすことや節約することを考えたり、人間関係の問題で苦しんでいるのであれば、感情をコントロールしたり人間関係について学んだりすることで解決することもできるようになります。

　しかし、「そのような問題は、そんなに簡単に解決できるはずがないし、大変に決まっている」と決め込んでいるから、何も考えず行動することもないので、同じ苦しみを何度も味わい続けることになるのです。
 
　何かを始めなければ何も変わらないのです。このことはよく理解するようにしましょう。心配について今のままでいいと思うのであれば何もしなくていいですし、不快な思いから解放されたいと本気で思うなら行動に移しましょう。何も行動に移さず大切な自分自身を自分で苦しみ続けるか、少しでも気持ち良く生きようと決心するかは、自分だけしか決めることはできないのです。
　
　生きていると本当に心配することも数多くあります。しかし、その中には心配するまでもないことも含まれているはずです。ですから、まずは心配をそのままにしていくのではなく、心配事をがあれば一度そのことについて考えるようにしましょう。

　心配事を選別をするのです。無駄な心配なのか、この心配は何とかしないと将来的に大きな問題になるかとです。そして、将来的に問題になりそうな心配事については早期に取り組むようにしましょう。真剣に考えさえすれば、答えがみつかるまで考え続けさえすれば解決策を見つけることもできるでしょう。
 
2-8.　誰でも最初は何も知らないのです　
　安心してください。あなただけではありません。最初は、誰でも何も知らない状況からのスタートになるのです。最初は誰でも「自分には難しい、無理だ」と考えてしまうのです。よく思い出してみてください。今まで何かを始めたときは、最初は何も知らなかったはずです。ただ、好きだったから何も知らなくても始めたのではないでしょうか。