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第18回 【大人の勉強】生き甲斐(希望)ある人生を生きる!

第四章 過去の欠点から学ぶ大切さ  ① (①から④)
1.人生を振り返って考えることから始めよう 
1-1.人生を振り返る意味 
1-2.人生を振り返る”きっかけ” 
2.過去の事例から学ぼう 
 
1.人生を振り返って考えることから始めよう
 私たちは、人生をより良くするために新しい知識が必要だということは理解しています。ですから、本を読み知識や情報を集めようとしてきましたが、新しい知識を得たところで目標を成し遂げることができたでしょうか。

 ここでもう一度基本に戻り、人生についての考え方を見直してみましょう。人生をより良くするには、物事を進めていく大切な考え方の順番があります。そして、新しく得た知識を活かすためにも大切な基本的なことから
始める必要があるのです。そのためにも、最初は過去の欠点から学ぶことが大切なのです。
 
 私たちは、人生を今まで以上により良くしたいと心の問題や幸せより、どうしても夢を叶えることを優先的に考えてしまいます。それは夢を叶えることほど大きな幸福感や喜びを感じることがないと思って生きてきたからです。しかし、夢を叶えるのは簡単なことではありません。

 これまでも多くの方が夢を目指しながらも挫折を繰り返してきました。ですから、急がば回れの気持ちを持ちで、最初は人生の基本的なことを学ぶことから始めるのです。人生を振り返り今まで苦しんだり思い悩んだりしたりと、日常生活の中で苦しい思いを解決しないで幸せや夢について考える余裕を持てるでしょうか。
 
 今まで慣れ親しんだ考え方を変えていくのは簡単なことでないかもしれません。そして、慣れ親しんだ考え方を捨て去ることに抵抗を感じるかもしれませんが、新たに納得した考え方を見つけだしたら昔の間違った考え方を思い切って捨て去ると決意しておきましょう。
 
 長年の思い込みや常識を疑ってかかり自分の人生を楽しく生きるために、新しく生まれ変わるつもりくらいの気持ちでこれからは考えていきましょう。
 
 人生を振り返ることでしか欠点を見つけだすことはできませんし、過去の欠点を改善しないと将来は何も変わらないのです。過去の欠点が、これから私たちが改善しなければならない重要な課題になっていくのです。課題が見つかって始めて解決策を考える行動につながっていくのです。
 
 私自身、過去を振りながら考え続けて数多くの欠点=課題を見つけだすことができました。過剰に不安になったり心配したり、怒りの感情による嫌な思い出や人間関係の問題など。継続力がない三日坊主型、幸せや夢を叶えたいと妄想をいだくだけで実行しない、すぐ人のせいにして反省しない、金銭的不安があるのに無駄使いをする、健康診断で悪いところが見つかったのに病院へ行かないなど、真剣に自分自身と向き合った結果、数多くの課題を見つけることができました。

 現在は、その課題に立ち向かい悪戦苦闘中です。長年の悪しき習慣があるので簡単に改善できませんが、自身の将来のことを真剣に考えるとやらなければと思えるようになります。
 
 人生を振り返り、一度真剣に欠点=課題探しをしてみましょう。そして、その欠点をそのままにしていたら将来どうなるのかと想像してみましょう。
 
そうすることで、今後の自分自身の課題にするかどうかと考えるようにしましょう。大切なことは、それをしなかったら後悔しないかと考えることです。
 
1-1 人生を振り返る意味  
 私たちは、「間違った考え方」「間違った思い込み」「不幸になる考え方」など、新しい知識を手に入れて過去を振り返って考え直して見ると、無駄に苦しんだり無駄な時間を過ごしてきたことに気づかされるでしょう。

 私たちは、苦しむ必要もないことで苦しんできたり、それほど不幸でもないのに自分で勝手に「私は不幸だ」と思い込んでもきたのです。
 
 そして、それらの間違った考え方で大切な自分自身を否定的に見たり、自信を失う結果になったり、不快な感情に苦しめられてきたのです。それは、周りの人のせいではなく自分自身が今まで作り上げてきた考え方の影響で無駄に苦しんできたのです。
 
 私たちは、人生を生きるうえで大切な知識不足や間違った思い込みの影響で、そして不幸になる考え方の影響で無駄に苦しむ人生を過ごしてきたことに気づく必要があるのです。
 
 幸せや夢を目指すのも大切ですが、日常的に不安や心配、怒りなどの感情的な問題で苦しむことを改善することが最優先だと思われないでしょうか。
 
日常的に、不安や心配事が少なくなれば、どれだけ心穏やかで気持ちよく毎日を過ごすことができるでしょうか。 
 
 そのためにも、自分が一番に解決したい苦しんだ原因や自分の欠点や間違った考え方に気づくために、過去の経験の中から探しだしてほしいのです。
 それらに気づかないうちは改善できませんので、これから先も、今までの延長で日常的にこれからも苦しみ続けることになってしまうのです。
 
 私たちは、これからの人生をより良くしていくためにも過去の経験を活かす必要があるのです。結果が現在の状況であり、その結果になった原因が過去の行動や考え方にあるのです。ですから、過去の原因(間違いや欠点)を解決しないと、未来の状況をより良くできないのです。それを解決するためにも人生を振り返りながら考える必要があるのです。
 
 そして、過去の間違った思い込みや自分の欠点に気づきそれを正していかなければならないのです。これから何について考え何をしなければならないのかを教えてくれるのが過去の経験の中にあるのです。
 
1-2人生を振り返る”きっかけ” 
 私が人生を振り返る重要性に気づいたのが、心の病を患ったことが”きっかけ”でした。それまでは、「人生は苦しいものだと苦しむのが当たり前だ」と思い込み、それは耐えるしかないと思って生きてきました。そして、そのたびにその苦しさが自然と消えていくのを待つしかないとも考えて生きてきました。

 しかし、それは間違いだと気づかせてもらったのが心の病でした。最初に気づかされたのが、「思考はコントロール」できるということや知識不足の影響で「自分で自分を苦しめていた」ということです。そして、それを解決するために心の問題に取り組み始め、知識を集めながら自分の人生を振り返り照らし合わせて考え続けた結果、「自分で自分を苦しめていた」ことが、数多くあることに気づくことができました。

 そして、心の問題に取り組んだお陰で今では病気になる前以上に気持ちよい人生を過ごせるようになり、本を書こうと夢まで持てるようになりました。
 
 私の場合は、”きっかけ”が病気で気づくことができましたが、皆さんも今まで苦しんできたことがなかったでしょうか。人生を振り返って一度は真剣に考えてみてください。今までの人生で、心の問題に取り組むといった考え方をしたことはないと思いますが、私は病気になった原因が心の問題でストレス系の病気になったと感じています。

 そして、心の問題に取り組み続けたお陰で、それが幸せや夢を目指すためにも必要なことだと知ることもできました。人生をより良い人生にするためにも、ストレス病にならないためにも、そしていずれ幸せや夢を目指すためにも、心の問題を解決する重要性に早めに気づいてください。

 私もこのことに早くに気づいていれば、今までの人生も大きく変わっただろうと後悔しています。私は、まさしく心の病になっても仕方のない考え方で、そして幸せとは真逆な考え方で生きてきたようです。
 
 何かを始めようと思えるようになるには、何か大きな”きっかけ”があることが一番です。「過去に苦しんだ経験があるから何とかしたい」など、今までの人生で後悔したことやいつまでも頭から離れないことはないでしょうか。過去を振り返って考えてみれば何か思いつくことはあるはずです。

 そして、「もう二度とそのような思いをしたくない」と思えるようなことがあれば、それを人生を変えるための”きっかけ”にしましょう。目的を持たずに何かをやり遂げることはできませんので、何とかしたいことを見つけるようにしましょう。

 人間関係の問題や不快な感情について、そして自分の性格やネガティブな考え方などです。そのどれかに大きな不満があるのであれば、それが人生を変える大きな”きっかけ”になっていくでしょう。

 
2. 過去の事例から学ぼう 
 幸せや夢を目指すには、数多くの知識が必要になります。その必要な知識が何かを知るためにも、最初に行うべきことが人生を振り返って考えてみることです。人生を振り返って考えることで、私たちにとって何が必要な知識だったのか、今までの私たちの人生がうまくいかなかった欠点などを知ることができます。

 例えば、すぐにあきらめてきた、無駄に苦しんできた、継続力がなかった、人生について学んでこなかった、自分の考え方を疑ってこなかった、人と比べてばかりいたなど、思い出せばきりかないほど思い浮かぶと思います。はたして、そのような状態のままの考え方で幸せや夢を目指して叶えることができるでしょうか。ですから、まずは人生を振り返り自分の欠点を知ることが大切なのです。
 
 しかし、そうだからといって自分自身のことを「私は駄目な人間だ」とは思わないようにしましょう。私たちの欠点の中には、知識不足や間違った考え方に原因があることが数多くあるのです。ですから、単純に今までの自分自身の過去のことを思い出して「私は頭が悪い」「私には才能がない」「私の人生は所詮こんなものだ」と、思わないようにすることが大切になります。

 「私には才能がない」と思い込んでいると、できることもできなくなりますし、物事をポジティブに考えることもできません。間違った思い込みをそのままにして、生きていくことはとても残念な生き方になります。まずは、間違った考え方に気づき考え方を変えることから始める必要があるのです。

 私たちが今までなぜ間違った考え方で生きてきたのかを知ることから始めましょう。そのためにも、過去の経験から今の人生がうまくいっていない原因や自分の欠点などを探し出し、それを今後の人生に活かしていくようにしましょう。
 
 過去は、私たちの人生をよりよくするヒントの宝庫なのです。そのようなヒントは過去の中にしかありません。自分自身で築き上げた過去の経験について、今までは後悔ばかりだったと思いますが、これからは、過去の経験を後悔するだけでなく、その後悔から人生について考えるためのヒントとして学ぶようにしていきましょう。いくつか参考になる例分で説明しますので、自分の人生経験と照らし合わせながら考えてみてください。
 
次回 第19回 第四章 過去の欠点から学ぶ大切さ②(①から④)を掲載いたします。(掲載予定:2024年7月5日 金曜日)
 

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