見出し画像

第19回 【大人の勉強】生き甲斐(希望)ある人生を生きる!

第一弾 ”新しい扉”
 
第四章 過去の欠点から学ぶ大切さ②(①から④)
2-1.人生を生きるための教育は受けてこなかった  
2-2.知識不足を認めよう 
2-3.自分に責任があると考えよう 
2-4.私には才能がないとあきらめていた 
 
2-1.人生を生きるための教育は受けてこなかった 
 私たちは、幼い頃から人生を楽しく生きるために必要な教育は受けてきませんでした。ですから、現在の私たちは幼い頃から今までに見聞きした情報を元にして今の考え方を作り上げてきたのです。そして、それが私たちが思っている性格になってきたのです。幼い頃はことは物事の善し悪しを判断することができなかったので、良い情報も悪い情報も含めて、自然と自分なりの考え方になっているのです。
 
 学校での勉強のほとんどが、大学に入学する会社に就職するためだけの知識です。社会人になってから、経験する数多くの人間関係の問題やその他様々な試練を乗り越えることは学んできませんでした。

 ですから、社会人になってから初体験である数多くの試練を味わいながら、経験したことだけは徐々に知識として身につけてきました。それもその時の対応の仕方で、その後の人生に大きな影響を与えてきたのです。今なら試練に対してどのような考え方で対応してくればよかったのかがわかりますが、人生について学んでいなかった若い頃は、ただその場を乗り越えることだけで精一杯でした。
 そして、その結果「人生は苦しいものだ」と、私たちは何の疑いもなく苦しみながらも思い続けて生きてきたのです。
 
 大人になれば自力で知識を増やすことはできます。大人になってからも本を読んだり、勉強をした方がいいとい言われ続けてきました。私も幾度となく聞いた言葉ですが、同時の私は「人生を裕福にするために必要な能力を向上させる」と解釈していました。まさか、心の問題や人間関係の問題など、人生についての勉強などとは思いもしませんでした。
 
 これも知識不足による「間違った思い込み」のひとつだったのです。そして、そのことに対して疑問にすら思うこともなかったので、今まで心の問題などについて勉強をしようという考えに至ることはありませんでした。ですから、当然ながら長年無駄に苦しい思いをしてきたのは仕方のないことだったのです。
 
 人生をより良くするために、勉強をしなければならないことは数多くありますが、今までに心の問題について学ぼうと思ったことがあったでしょうか。人生を生きるうえで、心の問題は学ばなければならない重要なことなのです。
 
 いくら、夢を叶えても心の問題で苦しんでいるようでは幸せになることはありません。人生をよりよくするためには、勉強して知識を増やし、色んな考え方や対応策など持てるようになるしかないのです。
 
2-2.知識不足を認めよう
 人生を少しでも楽しく生きたいと思うのは人間として当たり前のことです。しかし、何かしらの”きっかけ”がないと、そのことについて真剣に考えようという気にはなれません。ですから、人生の中でその”きっかけ”に出会った人だけが、人生について考え始められることになります。

ここから先は

2,730字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?