3181買取王国(2)

今日は、買取王国について書いてみようと思います。
Twitterを見ると買取王国の呟きが多かったように思えるので今回はこれにしてみました。
決算も出ていたので、決算も合わせてみてみたいと思います。
今週は小売関連の決算ピークだったこともあり、色々書いてみたい会社はありますので、時間があれば書いてみたいと思います。

月次について

まずは12月の月次が発表されていたので、確認したいと思います。
2022 年 12 月 月次売上概況

全店+13.7  既存店+13.4   店舗数50

出店退店情報
2022年12月9日 買取王国植田店 リニューアルオープン
これが一番大きなニュースですね。
2023年1月10日 Reco黒川店(名古屋市西区) 閉店
2023年1月22日 工具買取王国買取専門店プロサイト各務原店(岐阜県各務原市) 閉店
2店舗j閉店予定のようです。


コメントによると・・・
ファッション・トレカ・工具・トレカをはじめ、ほとんどの商材が順調に推移と記載してあります。
Twitterで話題だったのは、トレカが2度書かれていることだったみたいです。
みなさん、よくみていますね。

今月のリユースの月次を確認しますと・・・
買取王国の数値はリユース企業の中ではいい方の部類に入るのではないかと思います。
ホビー関連の会社は相対的に強いですね。

こちらははっしゃんさんの月次WEBからのデータを拝借しましたが、
全社の数値で見ると、ドラックストア・外食・百貨店が高いですが、
それと比較するしても、買取王国の月次は悪くない数値だと思います。

ただランキングで見ると、リユースは入らなくなりましたね。
ランキングには入ってませんが、まんだらけは+30%前後で強いのですね。

強いのは外食ですね。特にラーメンは強いです。
今月はアパレルも上位にちらほら入っていますね。
アパレルで強いのはモールの出店が多い店舗ですね。
よく分かってはいませんが、SCにかなり集客が戻っているのでしょう。
今年は映画の興行がかなり好調で、歴代新記録を達成したそうです。
今年に入っても『THE FIRST SLAM DUNK』が好調みたいですから、まだ続くのでしょうか?
なので、集客のしやすい場所に出店している店舗には追い風になっていたのかもしれません。


決算について

1/13  には決算を発表しました。
その日のPTSも上昇していますね。
来週どのような動きになるのか楽しみですね。


2023年2月期 第3四半期決算短信


3Qの決算を発表しました。
売上は42億+19.2  営業利益2.8億+163.4  営業利益率6.6%
前期の売上は35億+0.2  営業利益1.0億+35.8  営業利益率3.0%

売上が+7億 営業利益+1.8億 利益率は+3.6とかなり改善しています。
EPSは42.73 →105.21


財務状況を確認してみますと・・・それほど大きな変化はないです。
配当は7円から14円に増やしています。


今期の業績予想を確認しますと・・・
売上55.7億+12.5  営業利益2.6億+37.3  営業利益率5.2%
進捗率は売上75%  営業利益93%   経常利益は超えていますね。


四半期別の推移で確認してみると・・・
9-11月の売上・利益をみると、過去最高の実績で見てもかなり近い数値になりますので、過去の業績で考えてもかなりいい決算だったのだと思います。
過去5年の推移で見ても、今期の売上の20%の成長を継続していますが、
利益も稼げるようになっていますね。
数値を見る限り、会社に大きな変化が起きていのは間違いないです。
この変化にいち早く気づけた人は大きな利益を得ることができたのでしょう。


店頭買取システムの見直しの一環として、
株式会社テイツーのトレーディングカードAI読取シス テム「TAYS(テイズ)」を次導入 (2022年11月末時点において、11店舗が導入を完了)

工具買取王国業態では、名古屋市内に初の直営店工具買取王国守山大森インター店をオープン。FCも2店舗オープン https://kougu-okoku.jp/

おたから買取王国業態は前期出店した4店舗は買取量を 順調に伸ばす。
今期はバロー城山店をオープンhttps://okoku.jp/otakara/


人流回復、物価高などにより主要商材のファッション・工 具をはじめブランド・ホビーなどの商材も順調に売上を伸ばす。
サブ商材のトレカ・貴金属に関して は、活発になった市場に合わせて取組みを強化し、好調


今期の2Qまでの推移をみますと、円安の影響もあり、貴金属・ブランド品はかなり伸ばしています。
工具も、出店した影響なのか順調に伸ばしています。
何かと話題に上がるトレカですが、かなり伸ばしていますが、それでもそれほど売上の貢献度は高くない印象です。

3Qの実績を踏まえると、ファッション関連が伸ばしている印象があります。粗利率が上昇しているのもファッションが伸びていることが大きいのだと思います。
12月のアパレルの月次も良かったですから、リユースにとってはいいですねよね。買取の増加も今後見込めると思います。
円安が落ち着いてきていますので、粗利率の低い、ブランド品の動きは気になるところです。
ただ月次のコメントをみると、10月以降貴金属・ブランド品についての記述がないので、それほど売れてはいないのだろうとは推測します。


10月以降かなり円高に触れていますので・・・

販管費の状況をみると、やはり水道光熱費の上昇がすごいです。
2Qで4600万+36.7   1000万以上増えています。
広告宣伝費も3098万使っています。 今までとは違い、チラシ・SNS等活用し、集客したようです。


売上+681 売上総利益+264  
売上総利益率53.4 とやや改善しています。
販管費+90   販管費率46.6  
3Qではかなり抑えているようですね。
他社の小売などの決算の水道光熱費をみると負担が増えていたのですが、
広告費などを抑えたのでしょうか。
20周年記念で、改装も実施しているようでしたが・・・
増えていないことが少し違和感を感じてしまいます。


営業利益 +175  
12月にテイツー が買取王国店舗内に出店しています。
どういった契約になっているかわかりませんが、通常ならば、売上の一部が
入りますので、売上の増加だけでなく、コスト面の改善も今後出店が増えるのであれば見込めると思いますので、どうなのでしょうね。
次回以降の決算は気になるところです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?