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よく家に泊まりに来る妹的な子達もアイドルです。

〇〇「ありがとうございましたー!」

今日も今日とて、バイトの仕事を全うする〇〇。

最近は丹生ちゃんも蓮加も忙しくて、あまりゲームをする事ができなくなってしまったから少し寂しい。

でもこんな事を2人に言ったら絶対に馬鹿にされるから言わない。

ピコンッ

とか言ってる矢先にLINEが来た。

送信元は、、、僕の妹達だ。


〇〇家の長女と次女と三女 (グループLINE名)

天💬 お兄ちゃん!今日遊びに行っても良いー?


〇〇💬 今日はモデルの仕事入ってるんじゃないの?

天💬 いま終わった!だからいいよね!

〇〇💬 まぁそれならいいけど。

彩💬 ちょっとー!!


彩💬 あーやも行きたいー!

〇〇💬 いや彩はこの前来たじゃん笑。

ひなの💬 なのっ?!


ひなの💬 そんなの聞いてないなの、、、

〇〇💬 "なにっ"は聞いたことあるけど"なのっ"は
           聞いたことない笑。

天💬 かわいいー💕
彩💬 うんうん!

〇〇💬 最年少の彩にまで可愛いって言われてんの
     ちょっとうける笑。

ひなの💬 恥ずかしいなの、、、///

天💬 それじゃあ今日の夜行くから!
彩💬 楽しみに待っててね〜♪
ひなの💬 なの〜♪


またあの3人来るのかよ、、、

蓮加や丹生ちゃんは週に1回や2回くらいだけど、あの3人は暇さえあれば家に来るからなぁ、、、

それに僕のことをお兄ちゃんって呼んでくれるのは嬉しいけど、それを盾に甘えてきすぎ、、、笑。

まぁ頼られてんのは悪くないけど。

〇〇「あっ、いらっしゃいませー!」

今日が楽しみでもあり、面倒にも思えた〇〇でした。


バイトの帰り、スーパーに寄って夜ご飯の買い物をする。

確かひなのは回鍋肉が、彩はトマト、天ちゃんはカンパチが好きだったっけ。

それを思い出した僕はそれらの材料を全て買い揃え、3人の来訪に備えた。


〇〇宅。

〇〇「あいつら用の布団でも出しとくか、、、」

最近は家に誰か来ることが多すぎて新しくマットレスをいくつか買った。

まぁ、、、

どいつもこいつも僕の寝てる布団に入ってくるから関係ないけど。

するとその時。


ピンポンピンポンピンポンッ!!

家のインターホンが激しく鳴り響いた。

この感じの音がする時はあの3人が来た時だ。

〇〇「はいはーい、、、」

ガチャッ

天「やっほ〜お兄ちゃん!」
彩「お泊まりに来たよ〜♪」
ひなの「うるさくしてごめんなさいなの、、、」

この中ではひなのが唯一の常識人ポジ。

彩はまだ小さいからあれだけど、天ちゃんは僕と1個しか違わないのに、、、

〇〇「あぁ、、、ひなのは偉いね、、、」ナデナデ

ひなの「えへへ、、、///」

天「なっ!!」
彩「私たちにもしてよー!」

〇〇「もう少し静かに来てくれればね。」

天「えぇ、、、まぁいっか!お邪魔しまーす!」
彩「あーやもお邪魔します!」

この2人は話を聞いてたのかな?
元気いっぱいで僕の部屋に入っていく。

ひなの「お邪魔します!」

〇〇「はーい。」

ひなのは礼儀正しく玄関に入り、2人の脱いだ靴を並び直してからリビングに向かった。

本当にひなのは偉いなぁ、、、

天「お兄ちゃん!お腹空いた〜♪」
彩「おなかすいた〜♪」

なんか最近の彩は天ちゃんに似てきたな。

〇〇「はいはい。じゃあみんな手伝ってね?」

「「「はーい!」」」


彩「お兄ちゃん!今日はトマトあるー?」

〇〇「ちゃんと買ってきたよー。」

彩「やったぁ♪」

天「あっ、野菜切り終わったよ〜♪」

〇〇「サンキュー。」

彩「じゃー洗う!」

ひなの「お肉も切り終わったなの!」

〇〇「おっ、ありがと!」

彩「じゃーそれも」

〇〇「肉は洗わんで良いよ彩。」


そんなこんなで料理を作り終わり、みんなで食べる時間に。

天「さすがお兄ちゃんだよね♪
  私の好きなカンパチを買ってるなんて〜♪」

〇〇「来るたびに言ってたら嫌でも覚えるよ笑。」

ひなの「この回鍋肉も美味しい、、、!
    ねぇお兄ちゃん!」

〇〇「なに?」

ひなの「水、3dl持ってきて〜♪」

〇〇「え?」

ひなの「なの?」

彩「あー、ひなのちゃんが美味しいものを食べた時
  に言う決め台詞だよ!」

ひなの「なの!」

〇〇「え?あ?、、、そっか?」

ちょっとよく分からなかったけど一応納得した感じを出しといた。


〇〇「それじゃーお風呂に入ってきな?」

彩、天、ひなの「「「は〜い♪」」」

ガシッ

〇〇「は?」

彩が右手、ひなのが左手、天ちゃんが背中を押す。

彩「レッツゴー!」

天「ゴーゴー!」

ひなの「なのー!」

〇〇「いや待って待って、どこ連れてくの!?」

天「4人でお風呂に決まってるでしょ?」

ひなの「お兄ちゃんのお風呂は大きいから
    余裕だよね!」

彩「あっ、入浴剤とか入れても良い?」

天「いいよ!」

なんか、、、

あやめと和が来たときと同じ、、、

〇〇「っていうか!
   彩はまだ未成年だし危ないんだけど!!」

天「両方の同意があれば大丈夫!」

ひなの「彩ちゃんは?」

彩「もちろんオッケー!」

ひなの「お兄ちゃんは?」

〇〇「ダメに決まってるだろ!!」

ひなの「オッケー!じゃあ行こっか!」

彩、天「「いこー!」」

〇〇「話を聞けー‼︎」


お風呂場。

天「わぁ、、、この入浴剤めっちゃいい匂い!」

ひなの「ラベンダーかな?」

彩「気持ちいいねお兄ちゃん!」

〇〇「、、、どんな状況?」

天「いいじゃん!
  他の人は絶対に経験できないことだよ?」

ひなの「お兄ちゃん特権なの〜♪」

彩「だよ〜♪」ギュッ

〇〇「抱きついてこないのー。」

彩「え〜、、、私たちに興奮しないの?」

〇〇「年下の妹達には絶対にしない。」

天「私たちも色々と大っきくなったのになぁ、、、」

〇〇「んなこと口に出すな。」

ひなの「だったら私たちは妹の特権を存分に
    使おっかなぁ。」

彩「妹の特権?」

ひなの「いっぱい甘えるなの!」

天「そうだね〜♪」


〇〇「はぁ、、、じゃあ寝るか。
   一応は3人分の布団は出しといたけど?」

天「お兄ちゃんの布団で!」

ひなの「3人で寝る〜♪」

〇〇「まぁそうだよな、、、」

彩「私はお兄ちゃんの右側〜!」

ひなの「じゃあ左はもらうなの!」

天「えぇ、、、あっ!
  じゃあ私はお兄ちゃんの掛け布団になる〜♪」

〇〇「は?」

天「ほらほら、早く寝なさいよー。」

そう言って3人は僕を敷布団の上に押し倒し、先ほど言ったように抱きついてきた。

〇〇「ちょっと、、、天ちゃん、、、」

天「なに?」

〇〇「圧で潰れそう、、、」

天「なっ!女の子に重いって?!」

彩「ならあーやが乗る!」

天「それはダメ!今日は私がお兄ちゃんの上!」

ひなの「じゃあ私は今度来た時にするなの〜♪」

〇〇「、、、うるさい。」

騒がしい妹達に囲まれ、夜の1時まで眠りにつくことができなかった〇〇でした。

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