はーさん@妄ツイ
初めて僕の書いたの読んでくれる方へおすすめしたい5本👍
続くか続かないか、、、僕の頭にかかってます。(大体そう)
頑張って続けよう、そう思った。
かっきーって不器用ながらも頑張る姿がめちゃくちゃヒロイン。
〇〇「桜か、、、」 1年間という年月を経てこの制服にもだいぶ着慣れてきた。 目の前を白やピンクの花びらが舞い散っている、今年で見るのは2回目の景色だ。 通学路の途中にある桜の木が街路樹として植えられた歩道、僕がお気に入りの場所。 〇〇「今日から新学期だしなぁ、、、」カシャカシャ 僕、小林〇〇は歩道を鮮やかに彩る桜吹雪の中を歩きながらその空間をスマホで切り取っていた。 機種変更して性能の上がったカメラで撮ると、どんな景色でも賞を取れそうな気がする。 〇〇「なわけね
〇〇「そういや今日ハロウィンか、、、」 今日も呆れるくらいに交通量の多い大通りで車を走らせている。 マネージャー業は時間管理能力が必要不可欠な仕事であるという自論があるのだが、いざという時には特別な日なんて思い出せないのが僕の悪い所。 卒業生の理佐に『誕生日忘れるとか〇〇っぽいよね笑』とか由依には『まーじで最低、明日は一日中ドライバーと荷物持ちね』とか。 〇〇「今年はどうなるかな〜」 いつの間にかオレンジ色に染まった街並みを見つめながら去年のことを思い出していた。
〇〇「、、、、、、、、」 午前の授業が終わり、みんなで昼食を食べ始めている時。 クラスメイトも思い思いの話題で盛り上がりながらお弁当を広げている。 『この後の課題やった〜?』 「やっば!弁当食ってる暇じゃねぇ!」 『何やってんだよ笑』 僕、村井〇〇もさっさと弁当を机に広げようとしていたんだけど、、、 ??「ねぇ、こっち見て?」 ??『放課後、どっちと遊びに行く?』 〇〇「いや、、、あの、、、、、」 振り向けば顔がぶつかってしまいそうな程に近い距離に2人の顔
20:14 彼女がバイトから帰ってくるまでおそらくあと10分くらいかな。 今日のお風呂上がりに食べる予定のアイスクリームを僕の分を含めて2つ、あと月の写真でも撮ってくると思う。 あと帰り道にいる野良猫に無視されて少ししょんぼりして帰ってくるとも思う。 それくらいに彼女の行動は分かりやすい。 〇〇「それじゃ晩飯の仕上げでも、、、」 彼女が帰ってくる時間に合わせて進めていた料理もそろそろ佳境、調味料で味を整えたら完璧だ。 あと買ってきた牛タンでも出してあげよう。
向井「〇〇さ〜んっ!一緒にゲームしましょ〜!」 〇〇「忙しいからまた今度ね〜」 的野「そうだよ、今から一緒にラーメン食べにいくから」 〇〇「行かないから笑。今から打ち合わせだから今度みんなで行こっか」 向井、的野「「はーい!」」 山崎「はぁぁ、、、、、、、、、」 あぁ、、、しんどい、、、、、、 山﨑天はメイク中であるにも関わらず、メイクさんが心配になる程のデカ過ぎるため息をこぼした。 あと隣でメイクしてた保乃がびっくりした目で私の方を見てるのが見えた。 田村
前回はこちら! 〇〇「はぁ、、、なんか朝から疲れたわ、、、、、」 朝から優ちゃんと仲良くなれたのはいいものの、とりあえずなんか疲れた。 初老の如きくたびれた猫背姿で階段をトボトボと登っていく。 〇〇(はぁ、、、教室に帰ったらとりあえず寝よっかな) 菅井「あっ!〇〇くーん!」 そう思いながら教室への廊下を歩いてると、後ろから菅井先生が声をかけてきました。 菅井「ちょっとこっち来てもらってい?」 〇〇「え、まだ何もしてないですよ」 菅井「それは知ってます!あとこ
8/11 幕張メッセ7ホール 〇〇「あの、、、」 「ではこちらでお待ちください。時間になったら呼ぶので!」 〇〇「いやその前に」 「それじゃあまた!」 バタンッ‼︎ 〇〇「えぇ、、、」 冷房も気持ちいい温度で効き、机の上にはなぜか僕の好きなチョコレートのお菓子とお茶。 確実に大人数での会議に使われるであろう広い部屋に僕は1人で置いてきぼりだ。 いやまてまて。 なんでこんなことになったんだっけ、、、 守屋「あぁ〜!〇〇くんだ!」 藤吉「、、、遅い。ずっ
『このウイルスはですね、精神的な圧迫感を通常時よりも2倍ほど、そして好意的に思う人を約4倍ほど好意的に思う効果があるんです』 「ほう、、、するとどのような影響が?」 『まあ端的に言うなら恋人が本当に自分を好きかどうかが極端に不安になってしまうんです。主に女性が感染するようですね』 「なるほど!それはまた不思議なウイルスですね」 『まあ命に影響を及ぼすウイルスではないのが不幸中の幸いです。安静に2日ほど休めば完治します。』 「巷では"メンヘラ病"と呼ばれているようです
前回はこちら! AM6:12 〇〇「それじゃあ今日も散歩行こうか、ぽん?」 ワンッ!! 〇〇「おっ、いい返事だね〜!」ヨシヨシ もう少しで太陽が顔を出す時間。 最近はもう朝でも寒さを感じることは少なくなった。 〇〇「それじゃ行こっか!」 ワンッ!! 小林家で飼っているペットのチワワ「ぽん」の散歩は僕の日課だ。 体格が小さい割に大型犬に立ち向かったりするけどすぐ僕の元へ逃げ帰ってくるかわいいやつ。 ちなみに名付け親は姉ちゃんです。 キャンキャンッ! 〇
前作はこちら! 長女の場合。 蓮加「お兄ちゃーん、お腹すいた〜」 〇〇「いま作ってるから待ってろ〜」 キッチンに立って一生懸命に手を動かしている兄貴とソファの上でスマホをいじっている妹。 今日はいつものように両親は仕事、あやめは清宮ちゃんの家にお泊まり、彩は部活の合宿と。 ってことで珍しい事に蓮加と2人っきりです。 蓮加「なんか手伝おっか?暇だし」 〇〇「いや料理もうできるんだよね、終盤で聞いてくんな」 蓮加「えぇ、、、タイミング悪すぎ、、、、、」 〇〇「
田村「あんな?保乃な?」 〇〇「ん〜?」 クーラーをつけるにはまだ少し早い、だけど暑い。 そんな季節。 風通しの良い僕の部屋は窓枠にかけてあるネイビー色のカーテンがふんわりと広がっていた。 田村「前からずっと気になっててな?」 〇〇「なにを?」 僕好みにカスタマイズした自室には幼馴染でクラスメイトの田村保乃と僕の2人だけ。 保乃の家は僕の家より200mほど離れたところにあるのだが、僕の家に着いた際に『暑い〜!〇〇の部屋で休ませてや〜!』と大声で騒ぎ立て、、、
PM7:24 〇〇「ふぅ、、、課題終わった〜、、、、、」 勉強机のライトを消して椅子の背もたれへ思いっきり寄りかかる。 そして握っていたシャーペンを机の上に放り投げて凝り固まった手をほぐしていく。 〇〇「今日はもうダラダラしてよ、、、」 強大な課題で完全に体力を持ってかれた僕は目頭を何回か擦り、ベッドに飛び込んで明日にタイムスリップしようかと思う、、、けど。 でも今日もあとちょっと我慢だな。 たぶんだけど、もうそろそろアイツがやってくる頃だし。 コンコンッ!!
AM6:12 〇〇「ふわぁ、、、もう朝か、、、、、」 最近は朝日が登るのもすっかり早くなり、目覚めた時には眩しい朝日が綺麗に見える。 昨日は1番下の妹が『一緒に寝る!』ってごねてごねて、、、 拒否してはごね、拒否してはごね、おかげさまで寝るのが遅くなってしまった。 〇〇「朝飯朝飯っと、、、、、ん?」 ??「すぅ、、、すぅ、、、、、」 〇〇「いつの間に忍び込んだのか、、、笑」 妹たちの朝ごはんを作ろうとベットから立ち上がった時、懐に忍び込んでいた小さな身体に腕が
pm9:21 会社から家までの帰り道、4つ目の信号を渡ったところにあるコンビニエンスストア。 夜の暗い街に一つ、虫の群れが集まる大きな電灯が立っている。 〇〇(今日は確か、あの子がシフトの日だったよな、、、) 仕事で疲れた体を引きずりながら、ゆっくりと開く自動扉に無感情で出迎えられる。 入店を知らせる無機質な電子音と一緒に誰かの声がカウンターからしてくる。 冨里「あっ、いらっしゃいませ〜!」 夜には似つかわしくないくらい眩しい笑顔を僕に向けてくれている店員さん。
ガムさん(@moutsui_gamu )の企画に参加させていただきました〜! 3万人突破おめでとうございます!🎉🎉 PM7:30 〇〇「よいしょ、、、アイスアイス〜、、、、、」 岩本「、、、、、、」ニヤッ ついこの前、長い春休みを抜けて蓮加達が通ってる大学の新学年がはじまりました。 まあ私も彼氏の〇〇も超インドア人間だから特になにをするわけでもないんですけど、、、 だから最後くらいはちょっぴり刺激的なことがあるといいよね! 〇〇「ふいぃ、、、、、」 岩本「な
前回はこちら! 〇〇「はぁ、、、、、」 小池「なんかお疲れやなぁ?」 出席番号順に振り分けられた教室の席に座り、ぐだーっと机にうなだれる。 黒板にある『進級おめでとう!』の文字の横に出席番号と席順が張り出されていた。 どうやら今年は7番が小池美波、8番が小林〇〇というふうに美波とは前後の席に。 〇〇「そりゃしんどいでしょ、、、あれからどんだけ先生とか同級生のやつに質問されたと思ってんだ」 小池「まあバスジャック犯捕まえる高校生なんて他におらんし?」 〇〇「そん