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優しい彼氏が怒るまでいろんな悪いことをするドッキリ。

ガムさん(@moutsui_gamu )の企画に参加させていただきました〜!

3万人突破おめでとうございます!🎉🎉


PM7:30



〇〇「よいしょ、、、アイスアイス〜、、、、、」


岩本「、、、、、、」ニヤッ


ついこの前、長い春休みを抜けて蓮加達が通ってる大学の新学年がはじまりました。


まあ私も彼氏の〇〇も超インドア人間だから特になにをするわけでもないんですけど、、、


だから最後くらいはちょっぴり刺激的なことがあるといいよね!



〇〇「ふいぃ、、、、、」


岩本「なに食べるの?」


〇〇「雪見だいふく」



〇〇が冷蔵庫から持ってきたのは2つで1つの雪見だいふく。


『好きなアイスは?』って彼に聞いた0.2秒で答えが返ってくるやつです。


そうだな、、、、、まずはあれにしよう!



岩本「ねぇ、一個ちょうだい?」



ふっふっふ、、、まずは禁断の「雪見だいふく一個ちょうだい」作戦。


私だったら死んでもあげないし、いくら優しい〇〇といえども流石に嫌な顔くらいは見せるでしょ!



〇〇「ん、どうぞ?」


岩本「え?」


〇〇「なに、食べたいんじゃないの?」



、、、、、、思ってたのと違う。


『なにも変なことはないですよ?』と言わんばかりに私に向かって1つ差し出している。



岩本「、、、、、ありがと」


〇〇「小皿持ってくるわ、あとフォークもいるか」



しかもちゃんと私に対しての気遣いもしてくれてるし、、、


マジで優しすぎるんだけど、好きなんだけど。



〇〇「ごちそうさまでした〜」


岩本「蓮加もー」


〇〇「美味しかった?」


岩本「うん、〇〇の分だから余計に美味い」


〇〇「なにそれ笑」



せっかく『〇〇の分を奪ってやったぞ』と主張したのにちょっと笑うだけ。


なんだこの彼氏は。


ちなみに私が使った分のお皿とフォークも片付けてくれて、洗い物まで。



岩本(つまんない、、、、、じゃあ次は!)



〇〇「じゃあ風呂入ってくるわ」


岩本「うん、いってらっしゃーい」



どうやら〇〇はお風呂に入る様子。


〇〇がお風呂に入るということは、またイタズラできそう!


それじゃあ早速、、、、、



30分後。



〇〇「あれ〜、置いてきちゃったかな?」



風呂に入る前、自分が着替える服を持ってきたのだが、、、


〇〇がずっと気に入って着ているパーカーが見つからない。



〇〇「蓮加〜、僕のパーカーってどこに、、、、、え?」


岩本「えへへ〜♪ 」


〇〇「なにしてんの?」


岩本「〇〇に包まれたくなっちゃった〜、、、なんて笑」


彼がお風呂に入ったら必ず着ている、私にはかなりオーバーサイズのパーカー。


私と同じ柔軟剤の良い香り、あと私が大好きな〇〇自身の匂い。


たまーーに〇〇がいない時にも着てるのは秘密です。


たまにだからね?ほんとに。



〇〇「もー、なにやってんのよ笑」


岩本「このパーカーは蓮加のだから〜♪」



〇〇に見せつけるようにフードもばっちり被り、ソファにドサっと倒れ込む。


ちなみに下はパーカーで隠れるくらいのショートパンツを履いてるから、〇〇からは履いてないように見えちゃうかな?笑


男の子はみんな大好きなやつだよね〜♪


〇〇もそこそこ変態っぽいところあるからたぶん好き、いや絶対に好き。




岩本(ふふっ、、、怒って襲ってくるかな〜?)


まるで欲求不満な野生動物みたいに扱ってるけど、まあ強引な〇〇も嫌いじゃないから、、、///


いやそんなことはどうでもいい!


そしてわざと足をパタパタとさせて中が見えるか見えないか、ドキドキさせる感じに。


さて!どう来るかな〜?




〇〇「はぁ、、、あとで返してよ〜」


岩本「えっ?!」


〇〇「じゃあ僕は明日早いから寝るわ」


岩本「なっ、、、なんで!?」


〇〇「いや明日1限あるし、パーカーは蓮加にあげるよ」



そう言って何事も無かったかのように2人の寝室へ消えていった〇〇。


、、、、、、ふざけんなあほ。



寝室。



〇〇「すぅ、、、、、すぅ、、、」


岩本「はぁ、、、かわいい顔で寝やがって」



寝室に入れば可愛い寝顔で小さく寝息を立てる〇〇。


私がこんなにも頑張っているのに〇〇はぐーぐー寝ているだけなのが癪に障り、ほっぺたを人差し指で強めに押してみる。



岩本「怒ったもんね〜、蓮加に構わないで寝ちゃうなんて」



ゆっくりとベッドに入り、いつもみたいに〇〇の腕の中に潜り込む。


もうすでに彼の温もりがぽかぽかと伝わり、怒っているのに不思議とニヤけ顔に。



岩本「、、、、、、起きてる?」


〇〇「すぅ、、、、、、すぅ、、、」



よし、寝てる。


普段だったら嘘でも言いたくないけど、今日は構ってくれない〇〇が悪いもん。


私は〇〇の寝顔を見つめながら口を開いた。



岩本「あー、、、〇〇のこと、、、、、嫌いになっちゃうぞ〜」



なんて。


思ってもないことを小声で呟いてみる。


まあ〇〇以外の男と付き合うとか考えたことないし、真っ赤な嘘だから。


じゃあ私も寝ようかな〜、、、、、



〇〇「蓮加は僕のこと嫌いなの?」


岩本「うわっ!びっくりしたぁ、、、」


〇〇「ごめんごめん、ちゃんと起きてたわ」



顔を上げれば〇〇の目がぱっちりと開き、腕の中にいる私をしっかりと見つめていた。


もぉ、、、起きてたなら言ってよ、、、、、



岩本「うそうそ、〇〇が私に構ってくれないから嘘ついちゃった」


〇〇「いや今日は蓮加の方が構ってきてたじゃん」


岩本「〇〇怒らせたかったんだもん、、、」


〇〇「なんだそれ笑」



少し笑いながら私の頭を優しく撫でる。


本当になにをしても許してくれる優しい彼氏だこと。


はぁ、、、結局は〇〇を怒らせることできなかったな〜。



〇〇「、、、、、、蓮加って明日何限から?」


岩本「ん?3限から」


〇〇「じゃあ大丈夫か」


岩本「え?」



次の瞬間、〇〇のおっきな体が私に覆い被さる形になった。


私を見下ろす彼の目は獲物を目の前にした野獣のように鋭く光っている、、、、、やばい。



岩本「まっ、、、まってよ!明日1限からなんでしょ?!」


〇〇「一回くらい休んでも良い」


岩本「ダメだってば!この不真面目変態大学生!」


〇〇「元は蓮加が誘ってきたんじゃん、お互い様でしょ?」



私の着ていたパーカーのファスナーをゆっくりと下ろし、いやらしい手つきで身体を撫で始める。


いや狙ってた流れなんだけど、、、///



岩本「やっぱ怒ってる、、、、、?」


〇〇「だから蓮加のせいね」


岩本「んっ、、、///」



少し怯える私には全く構わず、無理やりに近い感じで唇を押し付けてくる。


その割にお互いの手は恋人繋ぎにしてんのがちょっと可愛い。



あぁ、もういいや。


明日も全部休んじゃお。



岩本「はぁ、、、はぁ、、、もう〇〇の好きにして、、、///」


〇〇「元からそのつもりね」、



また私に強引なキスを落としたあと、理性の枷を外したように、、、、、あとはご想像にお任せしますっ。


次の日は昼までベッドでゴロゴロしてました。



今度は、、、もっと余裕ある日にしよ。

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