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極端な方法から離れることで悟りに近づける

釈迦は、もともと王子として贅沢な暮らしをしていました。
やがて悟りを求めて出家し、厳しい苦行を行います。
しかし、苦行では、心身を痛めるだけで、
本当の悟りは得られませんでした。

両極端な実践

快楽と苦行と経て、
そのどちらでも真理は見つからないことに気づき、
釈迦は中道(ちゅうどう)を悟ったのです。

中道を実践する道として説かれたのが
八正道です。
それは極端な道にこだわり、
執着することがないようにするための修行なのです。


八正道‥‥仏教において涅槃に至るための8つの実践徳目

正見 しょうけん 正しい見解
正思惟 しょうしゆい 正しい意志
正語 しょうご 正しい言葉
正業 しょうぎょう 正しい行い
正命 しょうみょう 正しい生活
正精進 しょうしょうじん 正しい努力
正念 しょうねん 正しい意識
正定 しょうじょう 正しい精神統一

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