「企業的な社会、セラピー的な社会」

「企業的な社会、セラピー的な社会」
小沢健二

オザケンです。はい。
オザケンの、政治信条というか社会思想のような思いがポエムのような童話のような形式で綴られていて、特濃です(笑)個人的に小沢健二の曲や歌詞が大好きで、大学の時は個人ブログのタイトルも取らさせてもらうくらいだったのですが、正直こういう“社会論モードのオザケン”は、、“それはちょっと”って感じで敬遠していました(^◇^;)

ただ、こうして読んでいくと、なるほどなぁと思わせるような視点があったりして割と楽しかったです。ミヒャエルエンデの「モモ」に出てくる灰色の男たちへの警戒感と通じるものがあります。
幸福=現実/希望
という公式を追い求めるあまり、希望を小さく小さくしていこうとする社会への、イチ詩人の叫びとして。

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