見出し画像

仕事のON/OFFの付け方を考える

どうも考えすぎる人間なのだ自分は。
仕事から帰ってきてもクヨクヨ考えすぎて
引きずってしまうのだ。
ビジネス書なんかも読み漁り
やる気に満ち溢れていた時期もある。
そんな時は帰宅してからも仕事の話題で
とやかく話したり考えたり楽しかった。
しかしどうだ
人には浮き沈みがある。
気分も晴れやかな時もそうでない時もあるのだ。
気分がすぐれない時、
仕事で上手くいかない事や
思い通りいかないことで悩んだとする。
家に帰っても反省ばかりで改善策も出ない。
疲れているのだ。
そういう時はまったく何をしても
クヨクヨしてしまう。
疲れていない時はさらに最悪だ。
エネルギーが有り余っているので
仕事のストレスを家族に
八つ当たりしたくなってしまうのだ。
「遅かったね」その一言でも
怒りがおさまらなくなってしまう。
「仕事の話題は振らないでくれ」
そう言ったこともある。
この状況は辛いしお互い良くない。
どうしたものか…

そんなおり、仕事のオン/オフについて考えた。
キッカケはテレビの何気ない一言
その人もON/OFFを大事にしているらしい
ならば自分も家に帰った時は
仕事を忘れようと意識してみた。
ところがそれさえもなかなか難しかった。
お酒で忘れる人もいるだろうが
花粉症がひどい自分はそれができない。
鼻が詰まって余計に辛いのだ。
簡単に忘れるのも難しい。
何もせずとも今日の仕事や明日のことで
頭の中から湧き上がってくる。
イライラもつのり
サンドバッグでもあれば
ガムシャラに叩きのめしたくなる。
はて?叩きのめしたい?
叩けばスッキリするのか?
試しに叩くか?いややめておこう。
傷つけず物にも当たらず迷惑かけない方法
そうか筋トレか…
筋トレなのか?
それで何か変われば
しめたものだ
ダメでもともと。やってみるか

さっそく
懸垂(けんすい)をやってみる。
壁と壁の間に突っ張り棒のように
「僕は人の体重を支えられる物干し竿です」
と言わんばかりに
1年ほど放置されていた彼にぶら下がる。
両足を床から離すと
両の腕に全ての体重がのしかかる。
腰がピキピキ音を立てる。
ふんぬと両腕を曲げ身体を持ち上げる
全てのストレスを吐き出すように
両腕が悲鳴をあげる
「ちっきしょー!」
声ともならない唸り声を上げようやく一回
何度かやると息があがる。
頭に血が巡るのがわかる
全てのイライラをぶちのめすように
唸るエネルギーを両腕にぶつける。
ぷ、プルプルする
もうダメだ。
これ以上は持ち上がらない
乳酸がたまった重たい腕をだらんと下げ
懸垂棒を眺める。
息がハアハアして
頭で考えようともそんな状況じゃない
聞こえるのは自分の息遣いだけだ
なんかどうでも良くなる。
今までの悩みとかストレスとか
…スッキリ、消し飛んだようだ。
とりあえず仕事の課題は解決してないが
悩みは吹っ飛んだ
家にストレスを持ち込まず
どうやら仕事モードOFFになれたようだ。

瞑想でもなく、自分に合うスイッチ切り替え法は
筋トレであった。
懸垂ができない時はスクワットをしている
息が上がるくらいの運動量だ。
回数は決めない。
息が上がって心拍がドキドキするくらい
そうしたらやめる。
足がプルプルするくらいが丁度いい
だんだんそのプルプルも面白くなってきた。

おかげで仕事終わりにクヨクヨせず
家族との時間をしっかり楽しめるようになった。
これは新たな発見だった。

そして仕事の朝も筋トレする
これはONにするためのスイッチだ。
リラックスからの切り替え。
OFFにやること、ONにやること
そういうものはたくさんあるが
それを切り替えるスイッチとして
筋トレ、軽い運動は
効果が高いのだと実感した。

さあ
たった今も仕事から帰り、
懸垂とスクワットと軽い運動
スイッチで気持ちも頭もOFFにしてから
この記事を書いている。
ね。
なかなかいいリズムが作れてる。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?