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伝わるオンラインセミナーと言われるためのカンタンな3つのポイント

先日、薬剤師向けのオンラインセミナーに登壇いたしました。

こんにちわ 薬剤師のりこです。

ウェビナー形式は
・相手の顔が見えない
・初めましての方がほとんど
・ブレイクアウトルームも使えない

となんとも、アウェイ感であふれます。

そんな状況にも関わらず
「わかりやすい」「きいてよかった」「引き込まれるように聞いてしまった」
と感想を頂けると、ほぉーっと胸をなでおろします。

今まで社内社外問わず、
オンラインセミナーをさせて頂いた私が
「伝わる」セミナーにするために心がけている3つを紹介します。



冒頭1分が大事

第一印象は、見た目からが55%、話す内容からは7%しか
伝わらない
と言われています。
オンラインの場合、見た目と言われても画面にうつる部分だけしか
見えません。

「この人の話はためになるのだろうか」
「90分聞く価値があるのか」

特に初めましての方が多いオンラインセミナーでは、
参加者は不安を抱えながら、聞き始めます。

その不安を払しょくするために、
話す側の第一印象を分かりやすく参加者にお伝えします。
そうすることで
「優しい印象の講師なんだな」
「身のあることが学べそうなセミナーだな」
「ハキハキとした物言いの講師だから、ちゃんと聞こう」
など参加者の心構えができ、セミナー受講開始時の不安が払しょくされて
聞こう!と受講する体制にかわっていきます。

オンラインセミナーの場合、
見た目は画面に映る部分でしか判断できないので、
第一印象を分かりやすく伝えるためには
対面と比べて話す内容の比重があがると考えています。
そのため冒頭1分でどういう講師でどういうセミナーの印象をもって頂きたいのかを意識します。

・知的な印象を与えたいのか
・ユーモアがあると思われたいのか
・ハキハキとしている印象を与えたいのか
・リラックスして聞いていただきたいセミナーなのか
・ピリっと背筋がのびるようなセミナーなのか

私が直近で登壇させて頂いたセミナーは仕事終わりで自己研鑽として学びに来ている方を対象でした。
そのため
「このセミナーに向けて前髪を切りすぎてしまいました」と始め(ユーモアがない私の精一杯のユーモアです笑)リラックスしながら聞いていいのだという印象を暗につたえました。
そして実践的なことが学べるという印象を持って頂けるように、
一文を短くダラダラ話さないようにして
冒頭1分で自分と研修の第一印象を伝えました。

チャットを動かす

私自身、受ける側として参加したセミナーのチャットが良く動いていると
・なんか盛り上がったセミナーだった
・参加者同士の仲間意識がうまれる
・集中力がきれにくい
と、セミナーの満足度が高いことが多いです。
そのため、チャットを動かすことはメリットが多いと考えています。

とはいえ、話す側が「チャットに書いて下さいね」
と伝えただけでは、積極的な参加者がいない場合
なかなかチャットには書き込まれないことも多いのではないでしょうか?

そのため、話す側のひと手間が必要です。

私が実際にやっていることの一例として、
・本編に入る前に研修内容と関係ない
 誰でも答えられる内容をチャットで答えて頂く
 (お昼ご飯何食べましたか?など)
・書くのためらうと感じる質問はチャットへの促しをしない
 (とくに初めましての方が多い場合)
・「〇〇についてチャットに書いてください」ではなく
 「〇〇についてチャットでおしえてください」
 命令系ではなく、依頼系にする
などです。

間を恐れない

話をしている側が
「~~はいかがでしょうか?」と問いかけるようなときもあります。
そんなときに、間髪いれずに
「そうですよね、…」と話を続けてしまうと
参加している側は問われたことを考えようと思っているのに、
話が次に進んでしまい、混乱してしまいます

そのため、簡単な問いかけでしたら、心の中で1,2,3と唱えて
少し間をあけてから

その問いかけについて話を進めていきます。
また、答えを出すのに少し時間が必要だなと考えたときには
30秒お時間をお渡しします」など
目安をお伝えします。
そして考えて頂く時間を作ります。
その間に参加者は振り返りをすることもできます。
話す側も水分補給をしたりと、ひと息つくことができます。

聞いている側は一方的に話を聞いているだけではなく
思考をめぐらせながら、振り返りをしながら話を聞くことで
そのオンラインでの時間をより有意義なものとなると考えています。

さいごに

対面での研修やセミナーが増えていますが
それでもオンラインでの研修はなくならないと考えています。
オンラインで行うメリットもありますもんね。

セルフメディケーション導入研修やオンライン服薬指導導入研修など
薬局様向けのオンライン研修をとりそろえております。
(もちろん対面でも可です!)

現状感じている薬剤師育成の課題をていねいにヒアリングした上で
貴薬局と共に課題解決に取り組んでまいります。
ご相談はもちろん無料です

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患者様との絆を深め、選ばれる薬剤師の育成を薬剤師が行います。

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