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好きな画角(というかレンズ)の話

みなさん、好きなレンズは何mmでしょうか?ズームでも単焦点でも、お気に入りの画角というものが、誰でも恐らくあるかと思います。
今回は、普段撮影をする時に「自分の好きな画角がはっきりしているといいよね」という話です。

好きな画角は?

当たり前ですが、好きな画角は人それぞれ。今回の記事を書こうと思ったのは、食事の席で好きな画角の話になり、4人中4人がバラバラだったという体験が元になっています。私以外の3人の好きな画角は↓こんな感じ。
()内は普段よく使うレンズの種類

A氏:好きな画角14mm(単焦点)
理由:見た目を超える世界を捉えられるから

B氏:好きな画角35mm(単焦点)
理由:風景もポートレートもなんでも撮れて、便利だから

C氏:好きな画角150mmくらい(ズームレンズ)
理由:切り取り感が強く、圧縮効果で良い写真風に撮れるから

私はというと、60mmがお気に入りです。
記事のアイキャッチにもしましたが、カールツァイスのマクロプラナー60mmという自分的神レンズを愛用しているというのが、何よりの理由です。

60mmの世界

よく巷では50mmが標準レンズと言われます。写真を始めたばかりの頃は、50mmで構図のトレーニングをする、なんてこともよく聞く話かと思います。
50mmと60mm、わずか10mmの違いですがどの位違いがあるのか。実際にご覧いただければと思います。

50mm
60mm

手持ちで撮ったので多少のズレはご容赦ください。
被写体とはおよそ50cmほど離れた位置から撮影しております。
60mmの方が、適度に圧縮効果があることが分かりますね。

余談ですが、今回はどちらもカールツァイスのプラナー(Y/C)を使用しております。絞りはどちらもf4だったのですが、50mmの方がボケていますね。60mmの方がボケるかと思ったのですが、これはレンズの特性なんでしょうか。


これ1本でどこまでも行けるんじゃないかという錯覚

このプラナー60mmは適度な切り取り感(圧縮効果)と、f2,8の明るさ、そして何よりマクロとしても使えるというのが、強みです。

マクロな世界から街角スナップ、ポートレート、物撮りまで、結構幅広くこの1本で対応できるというのも魅力ですね。

僕は撮影現場でも日常でも、あまりレンズを多く使用するというのが好きではないです。できればお気に入りの1本であらゆる状況に対応できたら良いなぁ、と常々思っているのでこのマクロプラナーはかなりお気に入りです。

まとめ

レンズに何を求めるかは人それぞれですが、自分の好きな画角がある(好きなレンズがある)というのは、それだけで自分の作風を統一する足掛かりになるかもしれません。


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