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行けなかった山陰のリベンジ旅(3日目)

今日は島根旅

山陰地方の旅も3日目。この日は青春18きっぷを使わずに移動しました。


松江城

松江駅前のホテルをチェックアウトして、そのまま朝の宍道湖を見ながら松江城まで行きました。
松江城は現存天守閣十二城の一つであり、国宝五城の一つでもある。私ごとですが、これで国宝五城を制覇することができました(十二城は弘前城が遠くて難しい)。開城時間が早くて朝から入れたのが良かったです。外観は松本城みたいな黒いお城。戦国時代後とお城としては歴史の浅く、平定の時代のお城ですが、なぜか黒い(戦国時代後のお城は基本白いです。)。
天守閣に入ると、地下に井戸がありました。井戸って屋外に作りますが、石垣の中は初めて見ました。屋内なので天候関係なく水が汲めるのはいいですね(天守閣で生活しているとは限らないけど)。現存天守閣ならではの急な階段を登ると、天守閣の中に入ります。ここでも変わっているなと思ったのが、襖や壁が無いことです(外壁はありますよ)。見渡し限り柱しかなく、広々とした空間でした。

松江城の天守閣。5城で一番最後に国宝になった城です
天守閣の中の井戸
天守閣の中、壁がなぜかない

一畑電車

松江城から降りると、次の目的地に向かうべく、松江駅といきたいところだが、ここは近くの松江しんじ湖温泉駅へ。そう一畑電車で出雲まで行きます。一畑電車は島根の私鉄であり、宍道湖の北側を走るローカル線です。ローカル線としては珍しく急行電車も走っており、宍道湖を観ながら出雲大社前駅まで行きました。出雲大社前駅では古い車両も展示しており、木造のレトロな内装が見れます。

一畑電車。伊予鉄道より明るいオレンジ色
海のように見えるけど、これは宍道湖
出雲大社駅に保存している車両

出雲大社

島根に来たならやっぱここは外せないでしょと思うのが出雲大社。分社には行った事ありますが、本社は初めてで人生に一度は行ってみたかった所です(どこの分社かと言うとハワイ分院です)。
駅を出て、お土産とお蕎麦屋が並ぶ通りを抜けると、出雲大社の鳥居に到着。そして境内を歩くと、所々に兎の石像が見られます。そう、因幡の白兎の兎です。あちらこちらに小さい兎から大きい兎までいます。
境内の奥に拝殿が見えます。出雲大社ならではの大きな注連縄が見えて、そこでお参りします。ニ礼四拍一礼が出雲大社の参拝方法です。
出雲大社を出ると、お昼時なので、名物の出雲そばを食べにお蕎麦屋へ。出雲そばといえば、割子そばであり、日本三大蕎麦の一つに数えられるみたいです。3段に重ねられた丸いお重に蕎麦が入っており、ツユをかけながら上から順番に食べるのが割子そばの食べる方法です。

出雲大社拝殿
所々にある兎の像
出雲そば

特急やくも

出雲大社からバスでJRの出雲市駅へ。そこからは前回の四国旅同様、特急に乗って岡山行って、新幹線で帰ります。青春18きっぷで普通電車で帰っても良かったですけど、どうしても乗ってみたい特急電車がありまして。それが特急やくもです。
岡山から伯備線経由で出雲市まで運行する特急で、今年のダイヤ改正で新型車両に変わることで話題になっています。この当時はまだ旧型車両ですが、これはこれで珍しく、国鉄時代の特急電車です。昔懐かしい顔をした特急でこれももうすぐ引退すると言うことなので乗り納めに。
車内はリニューアル工事されているので極端に古い内装では無いですが、揺れが多かった気がします。振り子式車両で、カーブを曲がる度に車体が揺れて酔いやすい欠点がありますが、酔うことはありませんでした(私自身は乗り物酔いに強いわけではありません。)。やくも号が米子駅を出ると、伯備線に入り、大山に別れを告げて中国山地へと入り。岡山駅へと行き、この旅を終えました。

特急やくも。スーパーやくも塗装でした
車内は古くない
今年デビューした新型やくもです

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