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コーヒーを淹れよう 【旅行編】

【コーヒーを淹れよう】の連載は①~③で完結したのですが、今回は番外編をお届けします。

自宅で美味しいコーヒーを淹れられるようになると困るのが、旅行先でのコーヒー。

「旅行に行ってまで美味しいコーヒーを求めなくても…」という声が聞こえてきそうですが、自宅のコーヒーがいつも美味しいと、外出先の(美味しくない)コーヒーが苦痛になってくるのも事実。

せっかくの旅行がコーヒーの味で台無しになるのも悲しいものです。

そこで、今回は筆者が旅行先に持参しているアイテムを紹介しながら旅行先での美味しいコーヒーの淹れ方について考えてみたいと思います。


長かった緊急事態宣言も明けたので、先日久しぶりに家族旅行に行ってきました。そのときに持参したアイテムがこちら。

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(旅行時のコーヒーグッズ。左がミル。右がドリッパー)

写真左側:透明な袋に入っているのがコーヒーミルとコーヒー豆。
写真中央:黒い物体がHARIOのコーヒーミルを電動化するアイテム。
写真右側:キルト素材のケースの中にドリッパーとペーパーフィルター。


まずは、写真左側のコーヒーミル。

HARIO コーヒーミル・スマートG 透明ブラック MSG-2-TB です。

これは見てのとおり携帯性に優れた手挽きのコーヒーミルです。一度に挽ける量が24gとやや少ないところがネックですが、旅行用であれば文句はありません。色は完全無色なクリアと、(写真の)透明ブラックの二種類。


次は、写真中央の謎アイテム。

HARIO モバイルミル スティック ブラック EMS-1B です。

これは上記 HARIO コーヒーミル・スマートGとセットで使用するアイテムです(単体使用不可)。上記スマートGにセットすると、なんと手挽きミルが電動ミルに早変わり。24g程度の豆であれば1分かからず挽けます。超便利

この写真のようにミルの上部に直接セットして使います。
両方セットで買っても1万円以下。素晴らしい。

個人的には外出用ミルはこれで決まりだと思っています。
(手挽きミルが好きな方はいろいろ選択肢ありそうですが)


最後に、写真右側のキルト素材のケースの中身は…

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こんな感じ。

ネルドリップ用ドリッパーの金型みたいなものが入ってます。柄の部分は折り畳みが可能。

さらにキルト素材のケースは仕切りで二つに分かれていて、ペーパーフィルターも収納できます。

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これはRacceaというメーカーのコーヒードリッパーで、昨年クラウドファンディングで入手しました。
(参考:https://www.makuake.com/project/raccea/


金型部分が開閉式になっているので、そこにペーパーフィルターを挟み込む形でセットします。しかもハリオのV60(1~2杯用)ペーパーフィルターがそのまま使用できます。超便利

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(挟み込んでセットして、捨てるときはパカッと)

そして何より素晴らしいのが洗い物が出ないこと。この画像のように使い終わったペーパーフィルターだけゴミに出せば、それで片づけは終了。最高。

クラウドファンディングは既に終了しているのですが、探してみたら今は楽天で購入できるようです。値段もほぼ同じ。


これらのアイテムのおかげで、無事に旅行先で美味しいコーヒーを飲むことが出来ました!

しかし、今回気づいた新たな課題も。それは以下の二点。

①旅行先の部屋には電動式ポットしか置いておらず、抽出時の湯量調整が非常に困難だった

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②コーヒーサーバーがないので、二杯分のコーヒーを一度に抽出するのが大変だった

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①はコーヒーポット、②はコーヒーサーバーを持参すれば解決するわけですが、どちらもなかなかの大きさなので、携帯には不向き。

そこで、携帯用の折り畳みポットやサーバーがないかとネットでいろいろ調べていたのですが………。

なんとこれらの課題は意外な方法で解決してしまいました。

それはある特殊な抽出方法との出会いがあったからなのですが、このお話は長くなるので、また別の記事で紹介したいと思います。

お楽しみに!







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