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ペーパーテストだけじゃない!これからの時代は「ルーブリック+パフォーマンス課題」で個性にあった評価をするのだ☝️

ペーパーテストで評価できることは知識・技能にどうしても偏りがちで、子どもたちがどう考え、何に興味をもち、それをどう生かしたのかを評価するテストはこれからの時代に必要です。
つまり、子供たちの学びたいニーズに照らし合わせながら、学習指導要領(教科書の内容も含めて)を網羅していく高度な先生の授業準備が必要です ・・・。
難しい・・・🤣
先生頑張ろう!笑



それで「ルーブリック+パフォーマンス課題」が効果を発揮します😊
これを「探究型の授業」と呼んで、この実践を私は提案したい!!!

①ルーブリックとは何かな??

まずルーブリックについて、具体的にお話しする方が分かりやすいでしょう😊

ルーブリックの基本的なイメージ

この各マスにある評価基準には、文章で子供たちに「ここまでできれば、〇点あげるよ」と内容を分かりやすく示してあげるということです。
子どもたち目線で、ここまでできたら最高点の4点がとれるのを予め伝えておくのです。個人で目標点を定めることもできますし、やる気アップにつながります。

指導と評価の一体化とよく言われますが、教師の評価と子供たちが目指す評価が一致することが、分かりやすく子供を褒めてあげることにつながり、生徒の安心感がゲットできるのではないでしょうか。

②パフォーマンス課題とは何かな??

では次にパフォーマンス課題とは何か、例を挙げて説明します。
滋賀県総合教育センターさんの
「科学的に探究するために必要な資質・能力の育成を目指した 高等学校理科の授業改善Ⅱ -パフォーマンス課題による探究的な学習の実践と多面的・多角的な評価の工夫」がとても参考になったので引用させていただきます。

滋賀県総合教育センターより

ここでは、このような課題があります。
面白い課題ですよね。
もちろん、教えたいことは中学校1年生理科の単元の「混合物の分離」です。

この単元の理解を進めるために、生活に近い醤油を扱い、パフォーマンス課題に設定するのです。

③「ルーブリック+パフォーマンス課題」のイメージ

滋賀県総合教育センター資料より
滋賀県総合教育センター資料より

これがルーブリックとパフォーマンス課題を掛け合わせたもの。
すごいですよね。本当に力のある先生の考えはすごいです。

ここではA~D評価で書き表しており、これができれば子供たちはAもらえる!って考えながら授業するわけです。
子どものワークシートの実験計画も素晴らしい。
自分たちで考え、自分たちで学んでいく。
こういう授業をしていきたいのです。

では、次回からは私の自作のルーブリックとパフォーマンス課題を単元ごとに提案していきます。
実践してもらえる方が現れるような提案、ちょっとでも授業案に悩む先生方の働き方改革に協力したいです。

読んでいただいてありがとうございました。

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