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【学級経営】生徒の成長のチャンスを見極めろ!叱ってもいい3つのポイント

先生してると、怒りたくないときに怒らなくてはいけないときもあります。
怒るのも最近は勇気も必要ですし、
怒っちゃいけない風潮もありますよね。

私はただはっきり胸を張って言います。
怒ってもいい!
叱ってもいい!
喜怒哀楽がある先生ほど、人情があって温かい。
そこはいくら時代が変わってもそのスタイルは捨てたくない、私のこだわりです。

もちろん子供を怖がらせたり、威圧的なものはよくありません。
私は叱ってもいいか判断する3つポイント持っているので、参考にしてもらえると嬉しいです😊

①命の危険があるとき

ここは遠慮なくいかせてもらいます!笑
例えば、階段からふざけて友達を押したとか、理科の実験中にガスバーナーで紙を燃やそうとしたとか。
自分も他者も大事にできない時は反省してもらうチャンスですので、即言葉を発します。
私も嫌われても、子供に何かあることが1番後悔することなので、突発的でも伝えます。

②誰かを傷つけたとき

いじめ、大人社会にもあることです。
もちろん、加害者にも理由があるかもしれませんし、そこもちゃんと聞き取ります。
ですが、誰かを傷つける言葉だけがダメなことを必ず叱って伝えます。
色んな事情が複雑に絡み合いますが、シンプルに使ったいけない言葉だけを指導するのが、良きポイントであり、納得させやすいコツかと思います。

そして特に最近はLINEなどのSNSでの誹謗中傷が後を立ちません。
私の勤務していた学校では、ここ最近学校内で発生する生徒指導案件は約2割、残り8割は学校外で起こるSNSの指導になっていると感覚的に思います。

命を絶ってしまう芸能人の方のニュースのたびに、自分のクラスはいつも言葉を大切にすることを確認し合いました。
学年が上がるにつれ、LINEでのトラブルは少なくなりますが、それでもいつもいつも人を幸せにする言葉を使おうと伝えました。

絶対誰か死んだらダメ。だから伝えます。
ここだけは後からもし保護者がクレーム入れてきても、正しい指導をしたと胸を張ってください。
きっと子供は分かりますから。

③夢を捨てたとき

ドラマみたいですか?笑
でも、自分は本気で子供を叱ります。
夢が変わるのは問題ないですし、やりたいことができることは認めますし、応援します。
しかし、自分に限界を感じて捨てる夢は、すぐさま拾わせたいのです。
もったいないです。

ちょっと話は脱線しますが、
最近、髪を切りました。
似合ってるか分かりませんが、泣きそうになるくらい気に入ってるんです。

10年くらい前に、学校来ずに、親にも構ってもらえなかった教え子がいて、たまーに朝飯も晩飯も食べさせていた時期があるような寂しい子でした。
なりたい夢があるのに、高校なんか行かんとも言いました。

高校は行かんでもいいけど、どうやって夢叶えるの?って聞いたら、そんなものとっくに諦めたって喧嘩口調で伝えてきました。
ダメだけど、若かった自分は腹が立ってマジで怒ってやりました。
反抗もしてきたし、ちょっとお互いに溝ができて、少しの間冷戦状態にもなりました。笑

けど、卒業式の日、
先生、あの時怒ってくれたから。美容師なる夢叶えますってさ😂
高校も結局行ったけど途中で辞めちゃって、でも美容の専門学校に意地でもバイトしながら通って。

美容師免許何回も落ちて、、、

であるとき電話きて。
先生、やっと髪の毛切らせてもらえるようになったから、カットモデルしてって😂
マネキンの次に1番に切らせてくださいって。

それが今の髪型です。
ドラマみたいですよね。
でも実話ですよ!!!
私の本当に自慢話です。
髪の毛をタダで切ってもらったのも自慢話です!笑
先生って苦しいときもあるけど、こんな大きな幸せあるなら本当に誇りある仕事です。

だから、夢を捨てたときは叱るタイミングだと自分は心得ています。
頑張っても叶わない夢はあるかもしれませんが、数ある夢のいくつかは諦めなければ叶うと信じています。
これを伝えてやるのが先生の大事な仕事だと思います。
だから誰でもいい先生になれると思っています。

子供が努力して達成できた時に褒めてあげてください。
何でもかんでも、針の穴に糸を通すような褒め方をしても、子供に見抜かれます。
同時にここだと思うタイミングでは、勇気を持って子供のことを大切にした叱り方してあげてください。
先生の勇気がきっと子供を素敵な大人に導きますよ😊

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