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【部活動】指導者の脳をリセット?指導は時々目を離せ。

 こんばんは。本日も昼間地域クラブで活動を行ってきました。
 今日も地域クラブ活動の良さを発見したので、ちょっと報告しちゃいます。 
 まず学校の部活動の現状から説明。

A中学校 : 現在部員2名 平日は私もしくは競技経験がない顧問が指導
B中学校 : 現在部員3名 平日は私以外の顧問が指導
C中学校 : 現在部員5名 平日の練習はほぼできていない

 まずこのA中学校は私が指導していますが、選手からすればたまったものではありません。ずっと顧問に見られているのですから。気が抜けない、1つ1つの練習メニューに声を掛けられ、改善点が言われます。私もうすうす気づいていました。「指導中の話長くなっていない??」かと。 
 心なしか、練習の途中で「バテやすいな」と感じていました。簡単な理由だったのです。ずっと見られているプレッシャーだったが原因だったのです。毎日見ていると選手の変化に気付きにくいものです。ダメな指導の典型例だったのかもしれません。

 しかし、地域クラブ活動を一緒に行ってくれているB中学校の先生が、「A中学校の●●、プレーが力強くなっていますね。先週、先生が指示していたこと忠実にできていますね」と私に伝えてくれました。私には全く気付かなかったポイントでした。
 家族も毎日見ていると、自分の子供がどれだけ大きくなったのか分かりづらいものです。しかし、時々会う親戚が、「大きくなったね」という。期間は違えど、この生徒を1週間ぶりに見た他校の先生が、その成長を見抜いてくれました。

 反対に、他校の生徒を私が見ると、できていないポイントも見抜くことができ、その場ですぐに修正する事ができました。もちろん、毎日見れていないデメリットも認めます。

 たくさんの部員を抱えるチームは、1人1人に指導できる時間は当然短くなります。でも実はそれがいい面もあるということです。時々指導者が目を離す瞬間が、いい意味で選手の息抜きになり、考える時間になっていることもあるということです。

 時々、私たちは目を意図的に離してあげる時間が必要かもしれません。その方が選手の成長を冷静に見極め、適切に短い指示で行えると思います。A中学校のように部員が1人のときは、1つ指示をしたあとは、時間的、空間的に少し離れてあげる方がいいかもしれません。すると、私たち指導者も脳をリセットして、生徒の成長点や改善点を発見しやすいこともあるかもしれません。

 地域クラブのメリット、紹介しました。参考になれば嬉しいです。


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