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【ちゅーがく理科】先生いらない。パワポで授業の流れを提示するだけで後は生徒だけで授業は進む!【火山の授業】

こんばんは。
今日は私が実践していた子供だけで授業進めていく方法を少しご紹介したいと思います。
やる事はとても簡単です。
子供のタブレットにこちらが用意したPowerPointを入れておいて、それを指令通り順番に進めていくと言うものです。
1人だけ司会を立て、その司会が先生役としてどんどん授業を進めていき、最終的にその司会が授業のまとめまで行うと言うものです。
最初は司会を決めますが、慣れてくると自分たちだけで進めてくれます。
授業中、先生は何をしているかと言うと、子供たちのいった発言を全てホワイトボードに残していく、これだけでございます。
ぜひやってみてください。


①【導入】富士山の形がなぜ世界一きれいと言われるのか仮説を立てる。

火山、マグマというワードをしっかり生徒に刷り込ませ、めあての必然性を持たせます。

②【めあての確認】マグマの粘り気に着目させる

見方・考え方をしっかり意識させます。

③【調査活動】火山の形3種類について知識を習得しておく

④【調査活動】マグマの粘り気と火山の形の関係を押さえる

⑤【考察する】なぜ形が世界一なのか、マグマの粘り気から考える

生徒の考察として、

◇マグマの粘り気がさらさら過ぎず、ねばねば過ぎずちょうどいい粘り気になっているため、噴火したとききれいな形になると考えられる。
◇マグマの粘り気が中間であるため、マウナロアのように平らになりすぎず、昭和新山のように丸くなりすぎない、絶妙なマグマの粘り気であるからと考えられる。
◇マグマがサラサラであると、一瞬で流れてしまうため、ある程度粘り気があるマグマの質であるため、きれいな対称の形になると考えられる。

くらいの考察は引き出すことができます。

⑤【まとめ】昭和新山はおもち。白くて粘り気あり。

かなりオーソドックスな指導案かもですが、
教師がやるのと、生徒だけのやるのとでは大違いです。
生徒は時間が早く過ぎたと感想を言ってくれました。

自分たちだけで授業を進めていく、そんなチャレンジしてみませんか??

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