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東山紀之は“言うだけ長男坊”!?「ジャニー氏の闇」解決促進どころか物議…“引退ナシ宣言”にも厳しい声

東山紀之は"言うだけ長男坊"!?「ジャニー氏の闇」解決促進どころか物議..."引退ナシ宣言"にも厳しい声 ジャニーズ事務所の"長男坊"である東山紀之(56)が、6月6日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)に掲載されたインタビューで、自身の"引退"について触れている。

インタビューのメインは、6月7日にスタートした、東山が主演を務める連続ドラマ『刑事7人』シーズン9(テレビ朝日系、毎週水曜21時~)に関するものだ。2015年に始まって以来9年目になるシリーズで、今回は東山演じる警視庁専従捜査班のリーダー・天樹悠が人生の岐路に立つ。

ドラマでは"引退"がキーワードとなっているのだが、自身の引退を考えたことがあるかと聞かれた東山は、 《僕らの仕事は望まれなくなったらおしまい。芸道はゴールのないものだと思うので僕自身は引退を考えたことはないです》 と、引き際については、これまでまったく意識したことがないとしている。もちろん、個人の「芸道」に対する向き合い方は人それぞれだろう。

しかしこの東山の発言は、現在、大きな改革が求められているジャニーズ事務所にとっては「厳しい」と見る向きもあるという。「ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)による、かつての所属タレントへの加害騒動が大問題化していますよね。しかし、それは同時に、ジャニー氏の姉のメリー喜多川氏(享年93)、そしてメリー氏の娘であり現社長の藤島ジュリー景子氏の「創業家」による支配体制が生み出した"闇"とも言えそうです」


■"改革派"櫻井翔、中丸雄一の声は上がってこない..「今、ジャニーズは揺れていますが、かつての大看板タレントだった近藤真彦さん(58)はもういない。2年前に不倫スキャンダルが発覚。無期限の芸能活動自粛処分というジャッジがなされると、近藤さんは突然退所。この退所を、無責任だと批判する声は後を絶ちませんでした。

そんな近藤さんといえば、最近、ジャニー氏の加害問題に対する記者からの質問に"(事務所は)知ってた、知らなかったじゃなくて、もう知ってるでしょ"と答えたことが話題になりましたが、これにも無責任な言い方だという批判がありました。今は離れていますが、近藤さんこそジャニー氏の内実を詳しく知っている立場ですからね。

"マッチこそ話して欲しい"そうした声も多く出ていました。そして、そんな近藤さんがジャニーズを電撃退所した際"薄っぺらい"と厳しく言い放った東山さんは、近藤さんの後を継ぐ形でジャニーズタレントの"長男"となったわけです。今回の騒動に際し、現場タレントのリーダーである東山さんに改革を期待する声もありました」


東山は5月21日、MCを担当する『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で、ジャニーズタレントとして初めてジャニー氏の加害問題に言及した。しかし――。「東山さんはまず、"最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力待ってもらいました"と、わざわざ他のジャニーズタレントにはストップをかけたと明かしたんです。"長男坊"の責任を背負ったつもりだったのかもしれませんが、これが"何を操作しようとしているのか"と、批判の対象になってしまいました。そして続けて語ったことは、告発は"真摯に受け止めねばなりません"としたものの、"外部の方とともにすべてを新しくし、透明性を持ってこの問題に取り組んでいかなければならないと思っています。

心を痛めたすべての方々、本当に申し訳ありませんでした"というものでした。発言内容をよく見てみると、すでに語られていることで、年長者の自分がどうするかといった具体的な話もなかった。これには、無責任さを指摘する声も噴出していましたね。つまり、ここから分かるのは、東山さんは完全にジャニーズ事務所の現体制側の人間であるということ。そして、東山さん主導の改革など期待できないということですよね。

嵐の櫻井翔さん(41)やKAT-TUNの中丸雄一さん(39)はジャニー氏問題の解決のために、第三者機関を設けるべきと主張しているということですが、彼らの意見はまだ事務所内では大きな力を持たない、と。"体制側"の東山さんが長男でいる限り、下の声はなかなか表には出てこないのでしょうね......」(前同) ■"ソウギョウケ"とともに歩む東山 ジュリー社長体制のジャニーズ事務所においては、「所属タレントの相次ぐ退所」という問題もある。

「副社長を辞任した滝沢秀明氏(41)も含めて、ジュリー社長体制と噛み合わないタレントが続々と退所している状況です。それこそKing&Princeなどは、まさにジュリー社長が「海外進出はできない」と判断したことがきっかけとなり、3人が脱退する事態になってしまいました。ジュリー社長が自分のお気に入りグループだけでなく、所属しているすべてのグループと真摯に向き合って、最良の形で活動できるように動いていたらキンプリの分裂はなかった、そうした声が多く言われています。

東山さんを長男とする現体制がこのまま続いていけば、第2、第3のキンプリが早々に出てくる――芸能界ではそうした声も盛んにされていますね」(前出の夕刊紙デスク) 6月7日には、Kis-My-Ft2(キスマイ)の北山宏をもって光(37)が、8月31日をもってグループを卒業し、ジャニーズ事務所を退所することを発表。キスマイは、冠番組『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系、木曜深夜0時25分~)では、メンバーが強烈なキャラクターに扮してコントに挑むなど独自の活躍を見せていた。しかし、北山は"もっといろんなことに挑戦し第二の人生を歩んでみたいと思うようになりました"と、グループ及び事務所から離れる理由をコメントしている。

またひとつ、"分裂"が起きてしまったのだ。「ジャニー氏の加害問題と「反ジュリー派」の離脱は表裏一体の関係にあるのでしょうね。放送作家の鈴木おさむ氏(51)が『文藝春秋』(文藝春秋)に寄稿した小説『20160118』で、SMAP解散の裏側に"ソウギョウケ"の存在があったことを記していましたが、ここにきて、いよいよそこの問題が大きく表に浮かび上がってきていると言えそうです。

そんななか東山さんは、事務所を去った近藤さんにキツいことを言ったり、ジャニー氏問題に対して先陣を切るなど"長男坊"としての働きを果たしているように感じられるのですが......結局、その後の改革を主導しているようには見えない。現状では、変革への言葉を発しているだけ、パフォーマンスに過ぎない、という厳しい評価が出てしまっています。ジュリー社長や東山さんがトップに居座る状態が続くなら、ジャニー氏の加害問題の根本的な解決には至らない、そんな厳しい声が芸能界からも出てきてしまっていますね......」

 報じる側の問題も含めて、世界から呆れられてしまっているジャニー氏の加害問題。厳しい声を吹き飛ばすように、ジャニーズの長男坊には改革の旗手となってもらいたい!


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