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おいしいコーヒーの秘訣は焙煎度にあり!

前回の記事で「おいしいコーヒーは生豆で決まる!?」を紹介しました。

記事内でも触れているように、コーヒーのおいしさの8割は生豆で決まります。
あとの2割はずばり生豆に合った焙煎度です!

本記事では、焙煎度とは何か?生豆に合った焙煎度についてご紹介していきますね!!!

焙煎度とは?

焙煎(ロースト)は、生豆を火や熱で乾煎りする工程を指します。
生豆の状態では、普段皆さんが口にしているコーヒーは淹れることができません。
生豆を焙煎することで、はじめてコーヒー豆が生まれます。

焙煎にも種類があり、ここでは大きく4つに分けてご紹介します。

浅煎り(ライトロースト・シナモンロースト)

浅煎りは酸味が際立つ煎り方です。
普段皆さんがご覧になったことのあるコーヒー豆より、薄茶色なイメージかもしません。

中煎り(ミディアムロースト・ハイロースト)

浅煎りよりも酸味が抑えられ、ほんのり苦味を味わえる煎り方です。
コーヒーらしい香りや風味と呼ばれるものが、この中煎りくらいから出てきます。

中深煎り(シティロースト・フルシティロースト)

最近では一般的な煎り方です。皆さんに一番なじみのある見かけではないでしょうか?
酸味・苦味の両方が調和している味わいです。
コーヒーショップに並んでいるものや、カフェで提供されるコーヒーは、この中深煎りの煎り方をしています。

深煎り(フレンチロースト・イタリアンロースト)

今までの煎り方の中で、最も乾煎りの時間をかけた煎り方です。
見た目はほぼ真っ黒、中には黒光りしているものもあります。
苦味が特出しており、エスプレッソなどに使われることが一般的です。

生豆にも個性がある!それぞれに合った焙煎度をご紹介!!!

人間にも個性があるように、コーヒーにも個性が存在しています。
それぞれの個性に合った焙煎をしてあげることで、おいしさが違ってきます!

ここからは、前回の記事で紹介した(1)~(4)のタイプにマッチしている焙煎度をご紹介していきます。

タイプ(1):生豆 白色

浅煎り  ★★★
中煎り  ★★
中深煎り ★
深煎り  ×

生豆が肉薄ということもあり、熱が通りやすい特徴があります。

浅煎りがおススメです!酸味も強すぎずあっさりとした味わい間違いなしです。

タイプ(2):生豆 青色

浅煎り  ★★
中煎り  ★★★
中深煎り ★★
深煎り  ★

どの煎り方でも対応可能である万能な生豆と言えます!

おススメは中煎りです。
ただし浅煎りにする場合は、えぐみや渋みが出やすい傾向があるので注意が必要です。

タイプ(3):生豆 緑色

浅煎り  ★
中煎り  ★★
中深煎り ★★★
深煎り  ★★

このタイプの生豆も、どの煎り方でもおいしくコーヒーを飲めます!
タイプ(2)よりも香りが豊かなのが特徴的です。

中深煎りがおススメです。

タイプ(4):生豆 濃緑色

浅煎り  ×
中煎り  ★
中深煎り ★★
深煎り  ★★★

生豆が肉厚のため、しっかりと熱を通す必要があります。
生豆自体が酸味を持っていることが多く、浅煎りには向きません。

おススメは深煎りです!
深く煎っても味わいが落ちることなく、濃厚な味わいを楽しめます。

まとめ

世の中にはさまざまな調理方法があり、食材によって変えています。
これはコーヒーにも同じことが言えます。

おいしいコーヒーを飲む、自分に合ったコーヒーを探すためにも、一度焙煎度について知ってもらえると嬉しいです!


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