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銀河トラベラー「アプ星人」との170時間 彼らは催眠術でだましているにすぎないのか⁉

1960年5月15日日曜日
この地方には異邦人たちがひっきりなしにやってくる
趣味のエスカレーション(登山散策)にキペス道案内してもらう。
キペスの話
※この場所(キタラクサ川右岸)には、ひっきりなしに異邦人がやってくるのです。彼らは遠い世界からやって来たと言っています。

羊飼いの息子のケガを治す〈神々〉
主人公が目の当たりにした、アプ星人による瀕死のケガを負った、羊飼いの少年を治療した場面に遭遇します。
その詳細を抜粋してみます。

羊飼いの子供が九日前に山に行って、岩に登り足を滑らせて右腕と肋骨を折ってしました。
地面に敷いた干し草の敷布団と手織りの毛布つに包まれて、一人の子供が横たわっていました。
腫れあがった顔は、感染症で青くなっていました。
薄目を開けていて、口は半開きで、舌と唇もむくんでいます、
見るからに酷い状態でした。

小さな飛行機に似た何かが雲間から垂直に降りてきました。
以前見た円盤とは違う色でした。
彼の外観は今まで出会った人々とは違いました。
肩幅は私たちと同じくらいで、臀部が突き出ています。それに背丈は低いのでした。彼は草を踏みつけることなく私たちの方に向かってきました。
つまり、地面から数センチ浮かんだ状態で移動しているのでした。
(足で踏みつけて、草の細胞を痛めつけないようにしているのだそうです。)その訪問者は子供を抱えて飛行機の運びました。
何分か経過しました。
男の子が一人で飛行機のタラップから下りてきたのです。
しかも、地面に降り立つと、わたしたちの方に駆けてくるのです。
時折、身をかがめて小石を拾いながらこちらに向かってくるので、完全に回復していることが分かりました。
いったいどうやって治療うぃたのか、子供の腕には包帯も巻かれていなければ、縫合跡すらありませんでした。
外国人の女医は同行者と共に、私たちに同行していました。
敬意と優しさに満ちた眼差しの二人は、笑顔で羊飼いたちを諭していました。
善行とは、模倣するために覚えておかねばならないものである・・・
だからこそ、お礼の言葉やお金、賛辞さえも必要ないのだ、と






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