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圧倒的不眠解消法

かれこれ30年近く不眠に悩まされていた気がする。
とにかく寝つきが悪い。明日何かイベントがある、変わった仕事がある、早起きする必要があるなどというときは、決まって寝つきが悪く、4~5時間くらいしか寝れず、ボロボロで朝を迎えるというのがしょっちゅうだった。
学生の頃も、就職してからも、何かあると思うと、神経が興奮してきて眠れなくなるというよくあるタイプの不眠である。

齢35を過ぎ、ここにきて、この人生で最大ともいえる苦痛の種がほぼ消え去った。なぜか
カフェイン摂取を極限まで減らしたからである。
カフェインを夜に摂取すると眠れなくなるというのはさすがに昔からわかっていたので夕方4時以降はカフェインをとらないというのはこれまでもやってきた。
しかし、それが甘かった。そんなことで私の不眠の解消にはならなかった。

あるとき、ふと思い付き、朝から丸1日カフェインはいっさい摂取しないことにしてみた。すると不思議不思議、夜11時過ぎくらいには何の抵抗もなくスルリと寝つけたのである。
これは感動的だった。

とはいえ全くカフェインをとらない生活を続けるのは難しく、やはり朝の紅茶や一杯のコーヒーくらいは飲みたくなるもの。
現在は試行錯誤の末、午前中の1、2杯の紅茶、コーヒーはOKにし、午後は正しくは午後1時をすぎたらカフェインは一切摂らないというスタイルを確立し、これまでの人生とくらべたら奇跡ともいえる快眠生活を独走している。
カフェインはいろいろなものに含まれているので、午後の飲食物は本当に気を付けなければならない。チョコレート、風邪薬、ウーロン茶、コーラ、時にはカレーなども午後は一切たべない注意が必要だ。
そんな制限があったとしても、眠れなかったらどうしようという不安から解消されるのは、何物にも代えがたい喜びなのだ。

よくまとめサイトやYouTubeでも寝つきをよくする方法の紹介があって、寝る2時間前に風呂に入るとか、ストレッチするとか、寝る前にスマホを見ないとか、入眠のルーティンがなんだかんだと紹介されているが、そんなものはすべて消し飛ぶ威力である。脱カフェインこそ最強の入眠材であった。
自律神経がおかしい感じだったのもけっこう良くなった気がする。

これまでも夕方以降カフェインはとってないのだから、自分の不眠の原因にカフェイン摂取があるとは思わなかったのだ。何年も何十年も・・・。
そもそもカフェインを午後から一切とらないだけでこんなに変わるとは全く気が付かなかったのである。悔しい。

もちろんここまで効果てきめんだったのは自分の体にあっていたといこともあると思います。
ちなみにカルシウムの錠剤は熟睡するのに多少効果あるので時々飲みます。
あと、目を覚ましたいときは鉄分のサプリ(なぜかネイチャーメイドが一番効く)をとります。低血圧人間にはカフェインより鉄分のほうが、体の覚醒に効く気がします。

睡眠とくに入眠や途中覚醒の悩みがある人はぜひお試しください。
カフェインにたよりがちな受験生、学生さんもこの発見が届いてほしい。


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