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映画感想文5:The Exorcist: Believer

そのお母さんと娘の対面を、50年振りに目の当たりに出来た訳ですから、
劇場を出た後は、
ホンワカ暖かい幸せな気持ちになれました。

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先日、マコーレー・カルキンがウォーク・オブ・フェイムに入りました。
又今年のオスカーではレイ・ドーン・チョンじゃなくて何だっけ、キー・ホイ・クワンが助演賞を獲りました。
こないだレイア姫がハン・ソロに向かって「あたし髪型変えたの」っつった時も痺れましたが、
and just like thatへのサマンサ・ジョーンズの復活や
シャナン・ドハーティーが94年以来24年振りに90210に復活した時は、そんな事もう起こらないと思ってたので
信じられない喜びでした。
mavericでは、前作と一緒に86年夏、アメリカでトップ10に入っていたlabyrinthに主演していたジェニファー・コネリーがオスカー獲得を経てtクルーズの相手役に。36年振りに劇場でtake my breath away等のヒット曲を聴けた時には
やはり冷静では居られませんでした。
スクリーム4も、シドニーやゲイルの復活に興奮したものですが、年月の経過は11年程度。
フレンズのリユニオンも発狂するぐらい嬉しかったですが、17年後。

でもこれ(本作)は、50年振りですよ!

監督のdゴードン緑さんは最近のハロウィン3作でもノスタルジック・マーケティングで成功しましたが、それを昇華させたのが本作って感じですね。

エレン・バースティンが出るのは知ってましたが、他の方のネタバレ・レビューを見るまでリンダ・ブレアが出ると知りませんでした。
知って速攻でダッシュで観に行きました!

ダッシュです!

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私ネタバレは気にしない方です。
ストーリーや犯人を知っても、
画の美しさや演者の台詞や表情や仕草、どんな音楽かカメラワークか、奥にあるテーマは何か
それは観ないと体験出来ないし、寧ろその為に映画を観る訳ですから。

リンダ・ブレアが出る、と
フォローしている方がレビューに書いて下さらなかったら今日劇場に足を運んでいなかったです。
心から感謝しています。

私は50歳なので、1作目の公開年に生まれています。なので50年振りはオーバーですが、
子供の時テレビで観て、首を360度回転させて、僕に「映画ってなんて素晴らしいんだろう」と思わせてくれたリンダ・ブレアに、リーガンに、
再会出来るなんて!
そしてなんとお母さんと一緒!
2にエレン・バースティンは出てませんから、感激はヒトシオです。

感動しない訳無いですよね!
オスカー・ノミニーのリンダ・ブレアは
元気そうでした!
カルキンやキーホイ同様、一発屋子役と切り捨てず、彼女の人生も本作を以って祝福してあげた格好ですね!
そういった風潮は優しいし嬉しいです!

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リブートに面白いものが少ないですし
ハロウィン3部作でdゴードン緑さんの手腕に懐疑的(元々、ノタノタしてるのでハロウィンは面白いと思えない)だったので心配してましたが、
全然大丈夫でした。

ノスタルジック・マーケティングに乗っかれない若い人達も沢山観に来てましたが、楽しめたのではないでしょうか。

黒人お父さんの痛い所突っ付かれ部分も感情を揺さ振られましたし、
アホ親父が自分の娘「選びます!」かなんか言っちゃうだとか
なかなか楽しめるんです。

白人は悪い、みたいなね。
そんな今流行りのテイストも包括しつつ。
アジア人とゲイは出て来ませんでしたが。

そして危害の加え方も割と容赦無いので、衝撃に強い現代人にも
好意的に受け入れられたのではないでしょうか。

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私が25の時母は65で死にました。
そんな訳でthe final girlsとかhappy death dayは大好きなんですが、
だからそうゆう事です。

リーガンとお母さんの暖かい再会の物語を創ってくれた、製作者の方々に
心からお礼を申し上げたいと思います。

私の50年の人生の色々が
思い出として蘇って来ます。

そんな作品、素晴らしくないですか?
感動作です!
お化けとかどうでも良いw
僕の宝物になりました!

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