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自分の落ち度に目を向ける

 原因はたいてい自分にある。

 何か問題があったとして、その原因をさかのぼって考えるとたいてい「あ、あの時あれをしなかったからだ」とか、「言った言わないを防止する策を自分が講じなかったから」などと見つかるもの。

 絶対に100%他責ということは、交通事故で自分が停車していて後ろからぶつかられたくらいしか無いのかもしれない。もしくは理不尽な何かが発生したとか。

 90%くらいの他責になったとして、残った10%には、「自分が出来る改善策」が残っている。それだけは、自分が出来ること。
人にやってもらうのではなく、「自分が出来る、次につながること」

 であれば、自分が出来ることに集中しよう。他責にしたことは、 忘れてもいい。そうではなく、「ルールを作る」とか、「忘れない工夫」とか、新しく講じる方法が、対策であり、それは原因を知らないと分からない。

 よく、「あの人が悪いから!」とかざっくりとした他責を考える人がいるけど、時間の無駄じゃないかな。建設的な話にならないし、相手からは呆れられているだけ。相手にもしてもらえない。何も生まない。

 他責がダメ、全て自責、そういう極端な話じゃなく、シンプルに「自分には何が出来るのかを考える」。そうすれば意外と「自分の落ち度」が見つかるもの。ただそこからが問題。自分の落ち度を自分で認められるか。認めなられなかったとしても、次のアクションプランにつなげられるのは、自責の部分だけ。

 そう考えた方が気がラクじゃないか。いざこざにも巻き込まれない。起きたことは仕方がなく、起こらないように力を尽くすだけ。次に繋がる何かを考えるようにしたい。

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