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PMO日記:ベンダー決定編

本日、PMO事務局ミーティングがあった。

テーマは
☆ベンダー選定
☆社内経営陣へのレビュー資料作成
☆来月以降の定例会について

どれも内容が硬そう。1hで終われるか不安だった。
そんな不安も無駄に終わりきっちり時間内に終えられたが、

ベンダー選定のトピックは勉強になった。
今回3社からご提案を頂いている。
まずはApple 2 Apple(同一条件下での比較)の状態になっているかの確認が以前出来ていなかったので、
各社に質問をしながら比較できる状態に持っていった。

A社(仮名)はデザインに力を入れて頂いており、そこの工数がオーバースペックと判断したため、少しコンパクトめに提案頂き、工数含めて納得できるようなご提案と判断した。

B社(仮名)はかなり上流としての提案色が強く、事務局の未決事項についても問い合わせが来たり、鋭い視点も持っていて信頼感がある。ただし値段が他社と比べてかなり高い。それだけの品質があるのだろうと想定できるが、今回こちら側では比較的ミニマムでスタートしたいので、少し足踏み状態。RFPのスコープ外である運用保守についても提案があり、そこの費用はなかなか見応えがあった。

C社(仮名)はなんせ価格が安い。そして以前取引の実績があるようで(私は知らない)、会議中では信頼度が高そうな雰囲気を醸し出してた。
「信頼度高くてコスパ良いのであれば決まりでは?」
とは思ったものの、開発工程が、一般的といえる先工程が終わってから次工程、というのではなく、同タイミングで色んな工程を重複させていて、ホンマに大丈夫なの?と正直不安になった。

結果はコスパと取引実績のあるC社に決定。
今回うちのスコープとしても、全く最初でこれから要望も増えることを想定して、数年後にまた全部取っ替える前提で価格の安いところにお願いをする流れのようだ。

ここでは取引実績って、判断する上では結構大事な要素だなと思った。まぁそらそうか。
そして、開発のイニシャルだけ見るのではなく、後の運用保守にもきちんと見ておくべきかなぁとは感じた。
イニシャルの開発費用が安くても、後々管理に金かかるようでは意味がない。『思ってたんと違うので追加費用発生します』とかなったらキレるし。
そういうところも、比較検討材料で残しておくと良いかも。

続いて社内経営陣へのレビュー資料作成について。
なんとうちではレビュー時は金額の話はあんまり無い。なので目的や課題感と解決策、影響度等にベクトルを置いて資料を作成。今回コンサルの方に資料作成してもらえるので、勉強させてもらいます!

最後は定例会の日時変更の相談があった。
開発工程に進めると、定例会は週の後半にする方が良いそうだ。
週の後半だと、『今週はこれだけできました』と確認する事ができるらしい。
週の前半だと、『先週何したっけ』から始まり、進捗が遅くなるんだとさ。

なのでPMOとしては、
週の後半に
ベンダー定例→事務局定例会→依頼部門を含めた全体定例
という流れを組むことになった。
PMOの皆さんって、いつもこういう事考えてはるんやなぁ…

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