ペルセウス座流星群


例えば明日世界が終わってしまうなら
そんな話をした夜を君は覚えてるかな

わざと下手くそにギターを弾いて歌い
変な顔してみせた 笑わせてくれた
だから今度は僕の番だよ

「もしも...」ばかりを気にしていた
僕が見たものは君の目に映る
あのペルセウス座流星群
2人でまた見れるかな

明日世界が終わるならば
君は最後になにを願いますか?
「なんでも叶えてあげる」
なんて言えたならいいのに


今年も星は見れそうテレビでは言ってた
魔法は使えないよでも、神様味方みたい

喜ぶ顔が見たくて物知りになった
お月様背を向けて
空が白み始め夜空に吸い込まれるまで

運命を変えたいならもう
世界ごと変えてしまおう2人で
教科書なんか当てにならない
この目で確認しよう

明日世界が終わるならば
君は最後になにを願いますか?
明日は晴れるでしょうか
伝わるでしょうか、ずるいな


『月が綺麗ですね』と伝えた僕に言った
『ずっと前から月は綺麗だったの、気付いてた?』

明日世界が終わるならば
僕は今すぐ君に逢いに行くよ
この手を握り返した
君に囁いた『好きだよ』


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