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学校で教えられたおかしいこと。

こんばんは、mocchiです。
最近、スーパーやコンビニの食品棚に
「受験に向けて体調管理しましょう」
なんて書かれたポップが飾ってあるのをよく見かけます。
受験のシーズンですね。進学を目指す方はベストが尽くせると良いですね!

さて、今日は私が過ごしてきた高校生活を振り返り、
「あの頃厳しく指導されたけど、社会に出て全然役に立たんやん…」と思っていることを書いていきたいと思います。

1.寝ずに勉強すること

最初はこれ。
私が高校生の頃、どの教科の先生も「寝ずに勉強しなさい」が口癖でした。
「5時間も寝れれば十分、8時間は寝過ぎだろ、赤ちゃんかよ」という
世界線でした。実際、眠れないくらいの量の宿題も毎日出されます。

平日、朝は7:30頃から朝補習(九州独特の0時間目と呼ばれるもの)が
あり、16:00から19:00頃まで部活、帰って食事・風呂を済ませたらもう
21時。そこから大量の宿題をしていたら2時くらいになって、起きるのは
6時。平均睡眠時間は4〜5時間ほどで、また朝補習に向かうという生活の
繰り返し。

朝補習では、眠たいのか先生の機嫌も悪く、少しでもウトウトしたらビンタが飛んできました。ビンタされたくないので、皆自分の手をシャーペンの先で刺して必死に眠気を飛ばしていました。

今振り返ると虐待じゃないかと思います。(笑)
勉強を頑張らせたいという気持ちはわかるのですが、睡眠時間を削ってまで
やることでしょうか。

同じ高校の卒業生で、某有名国立大学に現役で合格した先輩がいて、
学校の先生達は彼のことを
「部活にも生徒会にも所属していた彼は、夜は21時に寝て、3時に起きて勉強していたんですよ!!!」
と英雄扱いしていましたが、その彼の姿を見ると不自然に太り、顔も疲れ切っていました。
最近は、極端な早寝早起きも身体に良くないと聞きます。
有名大学の彼は現在30代前半だと思います、生きていれば。
どうか元気でいてくれればと思います。

勉強は大事ですが、健康を害してしまうと本末転倒です。
そろそろ、朝補習と平日の大量の宿題という謎の文化は見直したほうが良いかもしれません。(九州の学校に言ってんで!!!)
睡眠時間を削らずに、それでも良い成績を取れる人こそ本当に勉強が得意なのであり、寝ずに勉強してようやく授業についていけるのは正直その程度のヤツです。その程度のヤツに勉強をさせても知れてます。
そう、その程度のヤツは私です。(笑)

2.問題を起こさず学校生活を送ること

つぎはこれ。
私は高校時代、部活動内で同級生と先輩から嫌がらせを受けている時期が
ありました。
顧問の教師は見てみぬふりをしてニヤニヤしているだけでした。
ある時、私は同級生が私の悪口を後輩に言いふらしているのを聞いてしまいました。
それまでずっと我慢して来ましたが、我慢の限界が来て、その同級生を怒鳴り散らし、その日は部活に行かずに帰宅しました。

次の日顧問に呼ばれ、「なぜそんなことをしたのか」と聞かれ腹がたった私は、「言いたくありません」とだけ答えました。
すると顧問の男は激昂し、
「なんだその態度は!!!」と怒鳴り始めました。
続いて、
「お前は社会に出て、何か問題が起きても同じような態度を取るのか?」
「お前みたいなやつは世の中で通用しない」
などの言葉を社会に出たこともない顧問の男から浴びせられ、最後は、
「お前の今の目は怖いよ…そういうの良くないよ…」などと泣き落としの
安い言葉をかけられ、面倒くさくなった私は「ごめんなさい」と無理やり
言わされてしまいました。

あの顧問の男とは異なり、学校を卒業してから社会に出た私が思うに、
あの時、謝らずに納得行くまで戦えばよかったんです。
自分だけで無理なら親も巻き込んで戦えばよかったんです。
自分が考える「正しい」を全面に主張できるのは社会に出たら難しいので、学生のうちに大暴れしとけばよかったなと、今少し後悔しています。

それにしても、
「社会に出てもそんな態度を…」
なんてあの男がよく言えたもんだなと思います。
大学を卒業してすぐ教師になり、社会に一歩も出たことが無いくせに。(笑)

3.苦手なことを頑張ること

最後はこれです。
このnoteの他の記事でも散々書いている私の持論なのですが、
苦手なことを頑張るのは中学生くらいまでで良いかなと思っています。

なぜ中学生までかというと、中学生はまだ子どもから大人に変わる途中なので潜在的な能力が開花する可能性が高いと考えられるからです。

「美術とか興味なかったんだけど、絵描くの楽しいやん。」
「数学、なんか最近わかるようになってきて楽しいねんけど。」

中学生まではこういったことが十分起こりうると思います。
だから、苦手意識のあることに対してもとりあえず一生懸命やってみることも大切だと思います。

しかし、高校生となると、ほぼ成長しきった大人。
これから先まだまだ伸びしろはあるものの、得意なことと苦手なことくらいはある程度決まっているのではないかと思います。

イギリスの高校では、自分で選んだ3教科くらいしかやらないそうです。
※ただ、かなり細かいところまでやるので勉強は大変らしいです。

得意な分野に特化して深く専門的に学んだほうが、日本の将来を担うスペシャリストが誕生しやすいのではないのでしょうか…。

”苦手な教科が足を引っ張るせいで、得意な分野に取り掛かれない”

なんてことが、色んな子どもたちの可能性を潰しているような気がしてなりません。

ちなみに私は、苦手な理数系に勉強時間を奪われ続け、もともと得意だった英語もすっかり苦手になってしまった本末転倒野郎です。(笑)


以上、高校生活を通して教えられて来たけど、今振り返るとおかしいなと
感じることでした!!!

皆さんも似たような経験がありますでしょうか?
共感頂けましたら、「スキ♡」お願いします!!!
おしまい。






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