Garmin Instinctを農業で1ヶ月使ってみたレビュー
こんにちは、新米農家のごん坊やです。
オリンピックが楽しくてあんまり眠れてない僕です。でも自国開催で時差がないので、深夜に競技をやらないので楽ですよね。
無観客開催によって、テレビでの放送枠が増えたのか、それとも自国開催だからかは分かりませんが、チケット取れなかった僕としては助かる限りです。
さて、7月も終盤なのでそろそろ宿題を片付けようかなあと思いまして、Garmin Instictの1ヶ月の使用感についてまとめようと思います。
使用環境
Garmin Instinct Dual Power
使用期間は6/11〜7/10の30日間。必ず着用して農作業しました。
iPhone SE(第2世代)とBluetoothで常時接続しています。
スマホとbluetoothイヤホンを常時使用しています。
使用した経緯
僕はオフィスワーカー出身でして、もともと働きすぎる性格なので、肉体労働の農業でそれをやったら死ぬなと思って体調管理の一環として導入しました。
詳細は以下の記事に載せています。
実は言うと、Garmin Instinctを買うかどうかはすげー悩みました。効果あるかどうかわからんものに2万以上投資できるか?ってね。
しかし、30日間使ってみて農業人こそ自分の健康のために何かしらのスポーツウォッチは必須だと実感しました。
30日経過した使用感
使用感についてメリットデメリットを挙げていきます。
よかったこと
1、心拍数記録による労働強度の管理ができる
心拍数を上げすぎないよう管理することで、疲労を抑えることができます。
心拍数が高い=きつい作業として捉えて、僕は140bpmを超えないように作業しています。
Garmin Instinct には心拍数アラート機能を使います。
僕のデータ
また、安静時の心拍数を知っておくことで、その日の疲労度合いを測ることができます。
僕の場合、70台まで行くと疲労度がだいぶ溜まっているので、ハードな作業を減らしたり、予定をずらします。
~59/分 アスリート
60~80/分 一般人
81/分~ 体力不足、体調不良など
疲労度の可視化、定量化がより簡単にできるのは良いですね。
2、睡眠モニタリング、ボディバッテリーによる体調回復を管理できる
どれだけ体力が回復するかはノンレム睡眠をどれだけ長く取れるかということになります。
僕のデータ
睡眠時間は7時間以上取っていますが、ノンレム睡眠の時間が少ない日(睡眠の質が悪い)はボディーバッテリーが回復しません。
睡眠の質が悪くなる原因はいくつかありました。夜更かししてから寝る、夕方にコーヒーを飲む、酒の飲み過ぎなど。
インターネットで他の人のデータを見ると、僕のノンレム睡眠の量はまだまだ少なく回復量が低いので、睡眠の改善はまだまだできそうです。
3、摂取すべきカロリー計算がすげー簡単にできる
摂取カロリーについてはこの記事でも述べました。
GarminのアプリとmyFitnetssPalというカロリー計算のアプリが連携していてこのアプリで入力したデータがGerminに反映されます。
運動量から摂取カロリーを計算するというめんどくさい手間が省けるのはすごい。カロリー計算って面倒なので続かないことが多いんですけど、数字的な計算から解放されてアプリで全部やってくれるのは楽ですね。
4、1ヶ月に1回の充電でいい
Garmin Instinctは種類がいくつかありますが、僕が使用しているのはDualPowerモデルでソーラー充電機能がついています。 日中屋外で作業するならほとんど充電は必要ありませんね。
5、日の入りアラームで帰るきっかけになる
日の出、日の入りにアラームを自動設定できるので、日の入りに合わせて仕事を終えています。
僕の畑は海に近いので、日没いっぱいまで仕事ができます。
日没10分前にアラームを設定しておいて、日没に合わせて帰るようになったので、気がついたら真っ暗といったことが減りました。
悪かったこと
逆に、使っていて不便だったことを挙げていきます。
1、ベルト部分に砂が入ると摩擦で皮がむける
土いじりするような作業の場合、ベルトと腕の間に砂が入って、摩擦で腕の皮がむけたりした。これは農業固有の問題ですね。
この問題はアームカバーやリストサポーターを使って砂の侵入を抑えることで解決できますね。
2、取り付け方によってはボタンが押されて誤作動
これはAmazonで購入した方のレビューにも書かれていたので気にはなっていました。確かに左手首につけている状態の時、真ん中のボタンが押されることがありました。
しかし、この真ん中ボタンが押されたところで表示が切り替わるぐらいで大したトラブルにならないので別に気になりませんね。
まだ使ってない機能
1、ミュージックコントロール
bluetoothイヤホンと連携させていますが、イヤホン自体にボタンがついているのであんまり連携させる必要がないんですよね。多分使わないかな。
ちなみに最近はYouTube Music Premiumを契約してガンガン聴いてます。
2、スケジュール機能、通知機能
カレンダーアプリと連携させることで決まった時間にアラームを鳴らしたりできる。カレンダーアプリを使ってないので使わないかな。
メールやLINEとも連携できるみたいだけど、農作業中に通知されても煩わしいだけなのでこれも使わないですね。
向き不向きがあるかも
Garminをつけ始めた当初は寝ている時に腕を圧迫されるのが気になりました。これはやっぱり苦手な人はいそうですね。
僕は1週間ぐらい気になりましたが、あまり締めつけなくても良いことに気づいてからは24時間気にせずにつけられるようになりました。
まとめると
元々は夏バテを減らしたいと言う目的で、自分の体調を可視化するためにGarminを導入しました。
使っていく上で、心拍数からの疲労度、睡眠による回復量、体力維持のためのカロリーなどを意識するようになりました。
水分補給も積極的に摂取するようになりましたし、作業中の立ちくらみも減りました。
これでいろんな効率が上がったり、寿命が延びるなら4万は安いんじゃないかな?
農業ってハードな仕事だし、少人数で作業することが多いので、畑で倒れてて見つからずに手遅れなんてことも割とあるしね。
まあ人間ドックに行くと安くても5万円ぐらいかかりますし、それに比べれば安いねぇ。
ロングなテストである定期健康診断だけじゃなくて、より短期間での日頃の健康管理と言うアプローチも良いんじゃないかな。
今日はここまで。
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