見出し画像

もう一つの居場所「サードプレイス」の作り方。キャリアに悩むミレニアルズ女性へ

あなたは、今の職場や仕事に満足していますか?

「今の会社でずっと働くイメージが持てない」
「これといったスキルもないけど、私このままでいいの?」

こうした悩みを持つ人は決して少なくないと思います。特に、私と同じミレニアル世代(20~30代)の女性は、ライフイベントによる大きな変化が自身のキャリアについて考える機会にもなり、こうした悩みが顕在化しやすいのではないでしょうか。

そんな不安な気持ちは、もしかすると新たな環境に身を置くことで解決の糸口が見えるかもしれません。もう一つの居場所「サードプレイス」の作り方について考えていきたいと思います。

サードプレイスとは?

まずサードプレイスという言葉について。サードプレイス、と言うからにはファースト、セカンドプレイスも存在するはず。それぞれ何を指しているのでしょうか?

サードプレイスとは、アメリカの都市社会学者であるレイ・オルデンバーグ(Ray Oldenburg)氏が1989年に発表した著書『The Great Good Place』内で提唱した言葉であり、自宅(ファーストプレイス)でも職場・学校(セカンドプレイス)でもない、自分にとって心地の良い時間を過ごせる第三の居場所という意味を持ちます。

出典:BizHint https://bizhint.jp/keyword/39276

つまり、ファーストプレイスは家、セカンドプレイスは学校または職場、サードプレイスはそれ以外で居心地が良いと思える第三の居場所ということ。

習い事や趣味のサークル、オンラインサロン、行きつけのお店など、職場以外で交流できる場所がサードプレイスです。

サードプレイスの効果

では、なぜサードプレイスが不安を解決する糸口になり得るのか、その効果をみていきましょう。

1.教育業界にいた私からみたサードプレイスの効果

私は7年ほど教育業界にいて、主に幼稚園生〜小学生までの子どもたちと関わってきました。その中で、サードプレイスの重要性を感じることが多くありました。

学校でうまくいっていない子が、他の場所ではうまくいっている、ということがあるのです。家や学校で特に不満を感じていない子も、習い事が一緒の友達と接したり、児童館で地域の人と関わったり、という経験はプラスになっていることが多い。サードプレイスがあることで、心のバランスが取れたり、学校では出会わない人と関わって成長したりできるのです。

2.ミレニアル世代にとってのメリット

これは大人にも言えること。
居場所が増えることで精神的に安定することや、新たな出会いに刺激をもらえることが期待できます。嫌なことを忘れてホッとできたり、自分の悩みや考えに共感してもらえたりするのは、また一歩前進するためのエネルギーになるのです。

ミレニアル世代の女性に多い、キャリアやライフプランについての悩みを抱えている場合、いろんな職種や働き方の人から話を聞いて視野を広げることも大切です。特に結婚や出産の予定がある、またはその渦中にいる女性にとって、将来のキャリアは不安要素の一つ。同じような境遇の人がどういった選択をしたのか知ることで、選択肢が広がります。

他にも以下のようなメリットがあります。

・孤独を感じづらい
・「上司」「妻」「母親」といった役割から解放される場所を作れる
・ロールモデルが見つかると理想に近づきやすくなる

サードプレイスを作ることで、心のバランスが取れて余裕ができ、今後につながるヒントが得られるかもしれません。

サードプレイスを作ってみよう

では実際にどんな方法でサードプレイスを作ればいいのでしょうか?
いくつか方法をご紹介します。

1.行きつけの場所を作ってみる

カフェや公園、ヘアサロンや近所のお惣菜やさんなど、生活圏内でよく行くところはありませんか?あえて同じ時間や同じ曜日に行ってみることで、顔見知りができるかもしれません。

私の夫は気に入ったところには通い続けるタイプなので、最近よく行く回転寿司屋の店員さんに顔を覚えられていました。同じところにずっと通っても苦にならない人にはおすすめの方法です。

2.オンラインサロンや社会人サークルに参加してみる

趣味や興味によって選べるものなら、意気投合しやすいです。習い事を始めるのもありですね。好きなことを深められてつながりもできるので一石二鳥です。ちなみに、私も趣味のつながりで夫と出会いました。

趣味がなくても、朝活など習慣づくり自体が目的のものもあります。健康目的でジムに行くのも良いと思います。自分に合いそうなものを探してみてください。

3.趣味のSNSアカウントを作ってみる

オンライン上のコミュニティもサードプレイスと言えます。SNSのサブアカウントを持っている方も意外といるのではないでしょうか。実生活とは違う接点でつながっているコミュニティの中だと、逆に話しやすいということもあるかもしれません。

最近はメタバースが話題になっていますが、オンライン上でのコミュニティは今後も増えていきそうですね。

同世代とキャリアについて話したいなら

ここまでご紹介したのは幅広い年代の人とつながれるサードプレイスの作り方でした。もし、同世代とつながってみたい、キャリアについて話せる場所がほしいと思った方は、キャリアスクールに通うことも選択肢に入れてみてください。

特に同世代の女性同士でつながれるSHElikesはおすすめです。
Webデザイン、ライター、Webマーケティングなど27種類(2021年12月時点)の講座を受講できて、自分に合ったスキルを身につけられるんです。オンラインでいつでもどこでも受講できます。

講座だけでなくイベントも開催されています。ロールモデルとなる方のお話、キャリアに関するお話が聞けるイベントはもちろん、同期会やクリスマスパーティーなど他の受講生と交流できるイベントも。オンラインの場合は、Zoomで少人数のグループに分かれてお話しできます。強制ではないので、参加できるときだけで大丈夫です。

私もSHElikesに入会しているのですが、イベントでの交流はモチベーション維持にとても役立っています。私は人見知りなので交流イベントに参加するときはとても緊張しますが、いつも思うのは参加してよかった!ということ。同じように頑張っている人ばかりなので、刺激をもらえるんです。イベントで一緒だった方とTwitterを交換したりするとイベント以外でも交流できるので、いいねやコメントをもらうとまた頑張ろうと思えます。私にとって心地の良いサードプレイスになっているんです。

もしSHElikesが気になったら、無料の体験レッスンもあります。入会しなくても大丈夫なのでぜひ覗いてみてください。

自分に合ったサードプレイスを活用しよう

ここまで読んで頂き、サードプレイスを作りたいと思ってくれた方は、ぜひ自分に合ったサードプレイスを見つけてほしいです。良い環境に身を置くと、モチベーションが上がったり、価値観が良い方向に変わったり、ということを私自身も経験しました。

自分に合わないところに無理して参加していると、逆に負担になってしまうこともあるので、やってみて合わなかったら無理をせず次を見つける、という潔さも必要かもしれません。

無理せず、ホッと一息つけるようなサードプレイスを見つけてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?