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コーヒーの世界 #2魅惑の器具たち

皆さん、こんにちは。
コーヒーを美味しく抽出するには器具が必要となります。
抽出に使用する器具は数えきれないほどありますが、その中でも僕が使用しているお気に入りを器具たちと抽出方法についてご紹介します!

また、この記事は数部に分けて投稿するつもりで2分目(#2)の投稿となります。
1部目(#1)の投稿をまだ見ていない人は本記事を見た後でもいいので見ていただけると嬉しいです!😊
#1はドリップコーヒーとの出会いについての内容となっています。

■コーヒーの淹れ方の違い


ひとまとめにコーヒーの抽出と言っていますが、抽出には様々な方法があります。
さすがの僕でもすべての抽出方法は試したことはありません。。。
全ての抽出方法ができる器具ももっている訳でもありません。。。
なので試したことない抽出方法については知識のみの共有にさせてください。
大きく分けて抽出方法には
・透過式
・浸漬式
・加圧式

の3つがあります。

◆透過式

透過式はよくコーヒーショップ等で見かける「ドリップ」を用いた抽出が一般的です。
ドリッパーと呼ばれる器具にコーヒー粉を入れ、お湯を注ぎ透過させることでコーヒーの成分を引き出す抽出方法で、代表的なものとしてペーパードリップが挙げられます。

ペーパードリップは断続的にお湯が粉に当たるので成分が引き出しやすく、お湯と粉の触れ具合、抽出時間によって味わいが変化するため抽出技術が重要となってきます。
また紙がコーヒーオイルを吸収するので比較的スッキリとした味わいになります。
ペーパードリップの他にも布で濾す”ネルドリップ”やペーパー不使用の金属フィルターのもの等様々なドリップ方法があります。

僕はその中でもペーパードリップをよくし、2種類のドリッパーを主に使用しています。

・HARIO V60

HARIO V60 02 ドリッパー

一つ穴の円錐型のドリッパーです。穴のサイズが他ドリッパーと比べ大きいので湯通りが早く、湯の落とすスピードによって抽出成分に違いが出ます。

リブ(ドリッパー内の溝)がスパイラル状で深めに入っているので空気の通り道ができこれも抽出スピードを上げる要因の一つとなっています。
ゆっくり注ぐとゆっくり抽出される。
速く注ぐと早く抽出される。
酸味を出したいか、甘味を出したいか、スッキリとした味わいにしたいのか、ドッシリとした味わいにしたいのか、によって注ぎ方を変えられるので多様性に富んだドリッパーだと言えます。


HARIO V60 ペーパーフィルター VCF-02

ペーパーはHARIOの漂白(白色)されたものを使用しています。
無漂白(茶色)のものだと漂白特有のペーパーの香りがコーヒーに移ってしまい、味わいに関与するからです。
HARIOの他にもCAFECから出ている焙煎別のフィルターがあり、気になっています。機会があれば購入します。

・カリタウェーブ

カリタウェーブドリッパー 185

3つ穴の円錐型のドリッパーです。V60と違い、円錐型のペーパーフィルターではなく側面が波上になっている専用のウェーブフィルターを使用します。
フィルター自体が波打っていることがらリブがなくても空気の通り道が確保できスムーズに湯が落ちていきます。
また、3つ穴はかなり小さいことから抽出スピードは注ぐ速さに関わらず一定となり、注ぐ速さに依存しない安定した味わいを出すことができるといった特徴があります。
なので、注ぐスピードといった面では個性が出すことが難しくなっています。
味わいの安定性を求めるのであればカリタウェーブ一択ですね。

他にも昔ながらの台形型のドリッパーもありますが、円錐のような完璧な対象ではないため抽出が難しく個人的に安定しなかったため使わなくなりました。
円錐型であればコーノ式やORIGAMIがあります。
ORIGAMIは個人的に気になっているドリッパーなので機会があれば買ってみたいです!

◆浸漬式

浸漬式は名前の通り、液体を「浸」たして「漬」てる事によってコーヒーの成分を抽出るす抽出方法です。
透過式のものと比べて液体がコーヒーに触れている時間が長い事よりどっしりとした苦味の強い昔ながらのコーヒーを味わうことが出来ます。
代表的なものとしてフレンチプレスが挙げられます。
他にも、見た目がオシャレなサイフォンやエアロプレス、水出しコーヒーなどがあります。
ここではフレンチプレスについてご紹介します。

・フレンチプレス

ボダム フレンチプレス

透過式で紹介したのはペーパーフィルターによって濾していましたが、フレンチプレスでは金属のフィルターによって濾されます。
コーヒー粉とお湯を入れてプランジャーを下げるだけなので簡単に誰でも抽出ができます。

金属フィルターで濾しているので、コーヒー本来の油分も抽出することができ素材本来の味を楽しむことが出来ます。

ただ、金属フィルターはペーパーフィルターと比べ目が粗いので微粉も多く抽出されます。(微粉は雑味・渋みのもとになります)
なのでスッキリとした味わいを好んでいる人には不向きな抽出方法かもしれません。

・水出しコーヒー

Cold Brew coffee 水出しコーヒー / HARIO株式会社

つぎにご紹介するのが夏になると飲みたくなるやたらとのみたくなる水出しコーヒーです。
水出しコーヒーは水出しの麦茶を作る感じと同じです。
コーヒー粉をお茶パックの中に入れ、水に浸すだけ。超簡単。
抽出には好みにもよりますが6~12時間浸すとできます。

・切れの良い酸味を味わいたい場合🫘:浅煎り6~8時間
・酸味・甘味・苦味のバランスのいい味わいを楽しみたい場合🫘🫘:中煎り8~10時間
・ダイレクトにコクのある苦味を楽しみたい場合は🫘🫘🫘:深煎り10~12時間

気分によって使用する豆、浸す時間を変えてみてはいかがでしょうか。

◆加圧式

加圧式と聞いて最初に思い浮かぶのはエスプレッソのコーヒーです。
小さいカップに少量入った濃い濃いコーヒーのは加圧式によって抽出されています。

エスプレッソは圧力をかけお湯とコーヒーオイルを短時間で乳化させることで少量のお湯の中にコーヒーの旨みや香りを閉じ込め、凝縮した濃厚な味わいを楽しむことができるのが特徴です。

旨みや香りを閉じ込める泡の層のことを「クレマ」と呼びこのクレマのクオリティによって味わいが変わります。

エスプレッソを抽出するにも直火式のマキネッタや電気式のエスプレッソマシーン等があります。

・直火式 マキネッタ

Bialetti(ビアレッティ) モカエキスプレス  1カップ用

マキネッタは電気式程の加圧はできないのでクレマはできないものの、安価で直火を使用するため手軽で美味しいエスプレッソを入れることができる器具の一つです。

下部のボイラーに水を入れ、中部のバスケットに細引きの粉を入れ、弱火のコンロにかけることでお湯が沸騰し、蒸気が粉を通し抽出が行われ上部のサーバーに溜まる仕組みになっています。

マキネッタでの抽出
自家製ソイラテ

私は抽出されたコーヒーは急冷しソイミルクで割ってソイラテにして喫飲しています。
コーヒーの旨み・甘味とソイミルクの優しい味わいが非常にマッチしていて毎日飲みたい一杯となります。
皆さん試してみてはいかがでしょうか

・電気式 エスプレッソマシーン

電気式のエスプレッソマシーン

スタバなどカフェで淹れるエスプレッソはこのエスプレッソです。

電気で加圧しているのできれいなクレマができ香りの強いコーヒーフレーバーが楽しむことができます。
マシーンによってはミルクやスチームを作る場所があるのでカフェラテやカプチーノなど手軽に楽しみたい方にはおすすめです。

ただし、エスプレッソマシーンはマキネッタと比べかなり高価になっているので初めてエスプレッソを淹れる場合はマキネッタの方で試してみるのがおすすめです。

ミル機能を備えている全自動のものから手動で粉をセットするものまであるので用途に応じで購入することをおすすめします。
おすすめは全自動のものでデロンギ社のマグニフィカSです。
持ってはいませんが、コスパがよく非常に口コミの評価が高いので迷ったら検討してみてはいかがですか。値段は7万円弱です。

■まとめ

「魅惑の器具たち」という題で投稿しましたが抽出方法の紹介となってしまいました。失礼いたしました。
少しでもコーヒーについて興味を持っていただければ幸いです。
どの抽出方法でも美味しく抽出できるので自分に合った方法を探ってみてはいかがでしょうか。
各抽出方法をまとめると、

・透過式:すっきりしたごくごく飲めるコーヒーが飲みたい
・浸漬式:どっしりとしたコーヒー本来の味わいのコーヒーが飲みたい
・加圧式:エスプレッソ、ミルク割でコーヒーが飲みたい

となります。

■最後に

最後までこの記事を見ていただきありがとうございます。
この記事に スキ をしていただくと次回の記事を書くモチベーションにもつながります。
次回は#3 焙煎の魅力 について記事にする予定です。
次回の投稿も見ていただけると嬉しいです!!

それでは!おしょうしな~



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