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大人がワクワクできる節目ってなんだろう?

小学校入学は大きな変化

友達の子が4月から小学生になる。子どもの成長は早いなと思いつつ、小学校という新しい節目がとても羨ましく感じている。

小学校入学といえば、新しいランドセル、新しい教科書、初めましての同級生、初めての場所。
保育園や幼稚園とは違ったルールのなかで生活する。子供にとっては大きな変化が始まるタイミング。

私はといえば、そんな変化には比較的スムーズに適応できていたような気がする。
今も思い出すのは、入学式の体育館の匂いと、A3くらいの大きさの新しい教科書の手触りと匂いだ。

新しい教科書を開く楽しみ

新しい教科書はどの学年だって楽しみだった。
折り目のついていない、書き込みのない新品の教科書をパラパラとめくって、これからどんなことを知ることができるんだろう、と小学、中学、高校、大学といつもワクワクとやる気に満ちていた。

そしてそれは新しい仕事を始めた時も変わらない。
入社時オリエンテーションを受け、労務や業務マニュアルまで乗った冊子を前にワクワクする。

ワクワクはすぐに消える

しかし残念なことにワクワクとやる気は持続しない。
ドーパミンはずっと出続けてはくれない。
学校にいる間は、半ば強制的かつ定期的に新入学、新学年を繰り返すので、ほぼ1年ごとに節目とワクワクがあった。

会社での新学期とは?

しかし働き始めてしまうと、新学年はやってこない。
配置換え、部署替えはあるかもしれないが、学校のように真新しい教科書を与えられることもなければ、席替えもない。
どちらかというと、配置換えは転校に似ている。
すでに出来上がったグループの中に「初めまして」と入っていく心地悪さ。
ああいやだ。

自ら新しい会社に転職をする、ということもできるが、1年おきに転職なんてまず無理だろう。

どうしたらワクワクする節目を作れるのか?

ワクワクする節目は、大人になってしまうと周囲からは与えられない。
となると、自分でワクワクする何か、を始めるしかないのだ。
考えられるのは、自分でビジネスや趣味を新たに始めること。
新しい教科書をもらうのは、新しい本を購入したときの感情に似ている。
でも節目のワクワク感ではない。
お正月はある意味節目的。1年が終わり新たな年が強制的に開始されるのだから。だから多くの人が1年を振り返ったり来年の目標を立てたりするのかもしれない。
みんな節目が欲しいのかもしれない。




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