夏めく空と震えるエモーション


前回の記事でタイトルに意味なんて無いと言ったけど、全く無いことも無い。

察せよ。(面倒くさいやつ


最近のマイブームは髪の毛を石鹸で洗ってキューティクルを殺すことです。本多です。

誰かを傷つけてしまうくらいなら自分に矛先を向けたい精神ではある、とはいえ、いかんせん痛いのも苦しいのも嫌、故にいじめても痛くも苦しくもない髪の毛をいじめているってワケ。
※女の子はやってはいけないよ、髪の毛を大切にしなさい。


強くなる日差しや紫陽花の彩りなんかを眺めて夏の気配を察知する、感情が揺れる。

私はこれをある種のエモーショナルダメージと捉えている。

夏は夏というだけでエモーショナルなのだ。
林間学校とか海開きとか夏祭りとか、もはやセンシティブワードと言っても過言ではねえのだ。

無情にも毎年夏が来るたびに食わされるエモ、そのくせ自らの記憶としては蓄積されない感覚的には鮮やでいてその実モノクロームなエモ。

海岸線を埋める入道雲
夏祭り、浴衣姿の女の子
わたがし、サイダー、りんご飴
雨の匂いと蝉時雨、夕立と茜色の空
夜の砂浜、波音、花火


殺 意 高 す ぎ ま せ ん か ?


一体何なのだ、このエモの塊のような季節は
誰に雇われて私の心を抉りにくるのか
30過ぎたおっさんにはあまりにも眩しい….
眩し過ぎるのだ….

そうだ、そういう季節が今年もやってくる。

夏に焦がれながら、夏を嫌悪している。きっと汚れた青さの代償をいつになっても払い続けているんだろうね。


少し話は変わるけど、この前、四月は君の嘘というアニメを一気見した。
存在しないはずの記憶が本物みたいに積み上がる感覚。
人間ってやつはどうにも欲深で、そういうものさえも自分のものにしたがる。
自分のものでなくても心を埋める代償行為として記憶に留めておきたいのだと思う。
少なくとも私はそうで、そんなことばかりやってきたしこの先もそんなことばかりして生きていくんだと思う。

ただ、それでもやはり本物は欲しくて
だから音楽をやっているのかも知れない
そんなことを考えていたよ

そんな感じ。


伝えたいことなんて多分ないんだけど、取り留めのない話を吐き出す場所があるのはやはり良いことだね。








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