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へんないきもの展アーティスト紹介:林朋宏(はやし ともひろ)

2024年1月5日から13日に香川県の琴平町で開催される「へんないきもの展」。この記事では、参加アーティストの1人、林朋宏(はやしともひろ)さんをご紹介します。

へんないきもの展とは

「へんないきもの展」は香川県琴平町にあるSando Sand. Standで1月5日から開催される展示販売会です。香川県在住の3名のアーティスト(絵画、彫刻、土器)の作品が並び、即売会形式で販売されます。(ご購入いただいた作品はすぐにお持ち帰りすることができます)

林朋宏さん

香川県三豊市生まれ・在住。
美術系の専門学校を卒業。フィギュアが元々好きで、制作をしていた。
たまたま手にした樹脂粘土を使って、2018年ごろから現在のスタイルで制作を始める。

ーアーティスト活動のきっかけを教えてください。

子供の頃から粘土をいじるのが好きでした。なぜか、家に油粘土が常に置いてあったので、常に遊んでいましたね。
プラモデル、フィギュアとかも好きでよく作っていました。

絵もちらほら描いていた時期もありますが、絵よりも立体の方が存在感があると感じていて、立体の方がハマりました。

中学・高校時代は美術部に所属していました。当時は立体は作らず、デッサンを中心として絵を描いていましたね。

ずっとものを作っている人生です。作ってるのがただただ楽しいと感じています。

少しでも完成品を増やしていきたいという思いで今も制作活動に取り組んでいますね。作りたいものが頭の中に山ほどあるんです。

ー今回出展する作品群の制作を始めたきっかけを教えてください。

今回は樹脂粘土を使った立体作品を出展します。

樹脂粘土は扱うのが難しくて、ただただ丸めていたら形になりました。作ろうと思って作ったわけではなく、成り行きで完成したものが今の作品群になります。

作品を作るときのインスピレーションは植物、建築物、動物、石、岩、自然物から来ていて、いろんなものを頭に取り込んで、それを咀嚼して自分なりにアウトプットしたものが作品の形になっているんです。

一つの作品に要素を詰め込みすぎている気もしているのですが…まだまだ悩み中ですね。


ー近年の作品発表について教えてください。

元々特に個展活動などはしておらず、身近な人に見せるくらいだったのですが、芸術祭の関係者に声をかけられてやまなみ芸術祭に2020年から参加しています。2022年にも参加しました。

やはり芸術祭に出してみて、反響がありました。芸術やっている人と知り合ったり、いい刺激になったけど嫉妬もしています笑

自分には考えつかないことを考えている人がいるんだなと思いました。結果として参加してよかったです。芸術仲間もできました。

最近では三豊市財田町にある「ベラドンナの星」というお店でも展示しました。2023年夏には父母ヶ浜にあるsans the sunでも展示させてもらいました。

ー制作中の様子について教えてください。

小さいパーツを作って、それを張り合わせているのですが、段取りについては緻密に考えています。勢いにはまかせないスタイルです。

作品は並行して作ることも多く、2〜3作品は常に並行しています。

一つの作品に長いと半年、1年かかるものもありますね。一旦作業がストップして、再開することもあります。基本的には時間をかけて作っている感じです。

自分が死ぬまでにどれくらい作れるのか考えています。自分の頭にしかないから自分で作るしかないんですよね。たくさん作品を作りたいです。毎日制作活動に取り組んでいます。


ーありがとうございました。


自分の生活の中からインプットして、毎日の制作に生かしている林さん。作品はとても細かく、緻密な作業であることが伺えます。ぜひ林さんの作品を直接みにいらしてくださいね!


今回は即売会形式を取ります。
作品はその場でご購入、お持ち帰りが可能です。
現金かpaypayでお支払いください。

たくさんの方々のお越しをお待ちしております!

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へんないきもの展
日時:2024年1月5日(金)〜13日(土)11:00~17:30
休廊日:月曜・火曜(1月8日・9日)
場所:Sando Sand. Standギャラリースペース
香川県仲多度郡琴平町725 HAKOBUNEビル1階

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