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生きる道を探し始めた〜高校時代

同級生が受験勉強している中、私はバイトに夢中になった。
同級生達は、学校に行く前に、ファミレスでお茶して、放課後は、カラオケや渋谷に買い物に行っていた。
けして仲が悪いこともなく、むしろ学校にいる時間は楽しく過ごしていた。馬鹿言って笑っていたし、先生からかって、楽しかった。
お財布の事情が違う事に、気づいてから、私は、バイトが忙しいと距離を置くようになって行った。
そうでも言わなきゃ、いけない理由がないもの。バイトが忙しいから、同級生と遊ぶ時間は、極端に少なかった。でも、でも、ありがたい事に繋がっていてくれた。

同級生達が、大学進学目指して、受験勉強している様子に、少しずつ焦りはじめた。

お金がない親に、進学したいと言っても無理だった。

《女に大学は必要ない!》

今となっては意味のわからない価値観だ。

私は、私の生きる道を探し始めた。

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