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争いが苦手だと…気づいた

仕事は好き。のめり込む程夢中になる方だ。

ただ、環境は、そうはいかない。

私がコントロールできるモノではないから…

喘息になり、なかなか環境から仕事を探すのも難しい。

この何年かは、それが原因で続けられなかった。

ベビースモーカーだった社長は、別室で吸ってくれた。

気を遣って、空気清浄機を買ってきてくれた。

それでも、10分置きに、吸いに立ち上がる。匂いや煙はどうにも漂うのだ。

喘息と頭痛はひどくなる一方だった。

ガテン系の職場はどこもそんな感じだった。

『君の仕事は認めるよ。でもたばこはやめないよ。』

女性がほぼいない職場で、私1人が声を上げても、届くわけなかった。

今となっては、なんでもっと言わなかったんだろうなと自分でもなんだか、

可笑しいな気持ちになる。

時代だよな・・・

もちろん持病も原因の一つだけど。

いや、結局は私の性格なんだろう。

人ともめるのは、痛いから。

人がもめてるのを見るのも痛い。

誰かを攻めてるのを聞くのも痛い。

ここ最近、やっと自分のことが分かってきた。

そうだ、私は誰かと争うのは嫌なんだ。

それに気づいたからどうだってことではないのだけど、

争うことが嫌だから、心にしまってしまう。

誰かが誰かを責めていると間に入ってしまう。

そして、いつの間にか、疲弊して、自分がボロボロになってしまう。

数年前になるかな。【嫌われる勇気】に出会った時のあの衝撃(笑)

他者の課題と自分の課題・・・

私は、他者の課題をすべて背負ってしまっているんだ。

それは、私の問題じゃないのに、切り離せない。

共感しすぎてしまうのだ。

吸い込まれるように。

職場でスタッフ同士が揉めていると、なぜだか私は間に立たされることがある。

どちらも好きだから、仲間割れすることは望まない。

だから、揉めているのを丸くおさめようとする気持ちが私の中には生まれてしまうのだ。

ほっておけばいいのに。

私には関係ないと、腹を括ればいいのに。

それでも私は、互いが認め合うことはできないものか?と考えてしまう。

争わずに、解決する方法を、人は選ばないのかな?

互いに、相手を少しでも知ろうとすること。

大事じゃ無いかな?と思うのはわたしだけなのか…

外を見ると、雪が、降り始めた。

静かに、静かに花びらのように落ちていく。

後片付けは大変だけど、雪が降る時間は

優しい感じがする。

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