書けば書くほど毎日が楽しくなるハッピーセット•メモ
急にボキャブラリーが増えてきた5歳の次男くんに、
「ピザって10回言ってみて」とためしにふってみた。
「ぴざぴざぴざ・・・」
「ハイ、ここは?」とひじを指さす。
「パパ!」
「ウッ、せ、せいかい!」
うん、だよな。そうなるよな。
まだちょっと早かったかな。
そう、パパでいいんだ。
プライミング効果
人は、直前に見たり聞いたりしたことが次の行動に影響を与える。
これを心理学では「プライミング」というらしい。
昔流行った10回クイズなんてまさにプライミングを使った心理ゲームといえる。
他にも、たとえば何かをやる直前に、ストレスをイメージしていると、ミスをしやすかったり、忘れっぽくなったり、どうでもいいことがやたら気になる。
でも反対に、直前に楽しいことやワクワクするイメージを持つと、次の思考や行動は自然とそちら、つまり楽しい方へ向かう。
テレビでラーメン特集をしているのを観た後、「なんだか今日は久しぶりにラーメン食べたい気分だ!」とか言い出す(これ、ぼく)。
ぼくらはそんな経験をたくさんしてきていないだろうか。
たぶん知らず知らずのうちに、ぼくたち凡人は頭のいい人たちのプライミングスキルによっていろんなものを買わされ、食べさせられ、行かされているんだと思う。
このプライミング。
そういった販売やマーケティングに使われているだけでなく、自分や関わる人たちを身近で笑顔にする活用の仕方もあるに違いない。
メモ書きでプライミングを活かす
実は、ぼくは毎日のtodoリストで活用している。
やることリスト、タスク出し、など呼び方は様々だと思うが、いずれにしてもどんな仕事でも、動き出す前に「必要なアクションを書き出しておく」と、シンプルに頭と心が整う。
書き出すコツは、いちいち分かりきったことを書くこと。
理由は、頭の中に余白をつくるため。
たいていのミスは分かりきったことをナメてしまって起きている。
当たり前、分かりきったことをどんな状況になろうが外さないようにリストアップする。
それだけでおどろくほど的確な人になれる。
まずぜんぶ出して、見る。
思考整理の基本と言っても過言ではない。
(しかし、オススメしてもやらない人はやらないんだけど。。)
でね、そのtodoリスト。
こまさん流は、1個1個のアクションに「あること」を付け加える。
それは、じぶんが欲しい感情。
味わいたい気分、でもいい。
こんな感じ。
・noteを執筆する
↓
・noteを執筆してワクワクする
未来にあなたが欲しい感情をメモ上で先取りする。
これもプライミングを意識した方法。
ぼくらはどんな感情でも言語化できる。
とくに嬉しい、楽しい感情というのは書いた瞬間からココロに影響してくる。
「やること+ほしい感情」。
かんたんだから、試しにやってみて。
ハッピーセットで生きる
やや自己啓発的な香りがしないでもないですが、夢を叶えるコツってこんなところにあるのではないでしょうか。
金融資産を増やす、契約件数をあげる、売り上げを拡大する、体重を減らす・・・
ぼくらは分かりやすい明確な数字を超えることを目標にしゃにむに頑張ったりしてきました。
でも一方で、どんな感情が欲しくて、味わいたいのかは意外と忘れられてきた感じがしませんか。
とくにビジネス社会は、感情を排除した合理的な人間モデルを前提にしてきたきらいがあります(表向きは)。
でも実際裏返すとドロっドロの感情がうずまいていたりするのにね。
要はプラスもマイナスも人の感情ってすんごいパワーがあるわけです。
じぶんの無意識とつながる扉のカギって、やはり感情なんじゃないかって。
たぶん、あなたの秘めた可能性は扉の奥にごっそり眠っている、はず。
ふと、思うのです。
人生って、他人よりお金や地位を獲得することではなく、より質の高い感情を手に入れていく工夫のゲームなんじゃないかと。
お客さんを喜ばせる仕事をしているじぶんがまず喜んでいなくてどうする??
数字より、ハッピー。
「ぼくは人生でこんな気持ちを増やしたい!」
それを仕事や暮らしに関わるささやかなメモにつけ加えるだけ。
塩コショウを料理にパパっとふりかけるように。
それが、ハッピーを毎日セットするこまさん流プチ儀式です。
1つの小さな行動に未来の欲しい感情をセットにして書くメモ技。
『こまさんハッピーセット』
(今、思いついた笑)
おひとつ、いかがですか?
欲しい感情は先取りしちゃっていいのです。
Have fun!!
ありがとうございます。とってもうれしいです。