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その感情、1年後はたぶん違うからね

ぼくのささやかな習慣として、毎朝の3行程度の日記メモがあります。
かれこれ3年以上続いています。

前日のことを3つ箇条書きで書くだけです。
何があったか、それをどう思ったか。
調子が良ければ次はこうしよう、を付け加えます。

なんだか書くことがしんどい時は、「すべてはうまくいっている」とだけ。

何事も継続していると、色々気づくことがあります。

日記はメリットしかないぐらいオススメです。
つべこべ言わずやってみろ、と学生には紹介しています。

具体的な様々な効果は他の記事でこれでもか、と紹介しているので今回は昨日気づいた1つのことを。

それはタイトルで示していますが、感情はあんまりあてにならないってことです。

軽視しろ、ではなく、その時々の感情は大切ですよ。
人は感情の生き物ですからね。

でも時間が経てば、その感情は変わる。
ほぼ確実に。

そのことが日記を振り返ると分かります。

たとえばある日、ある人の言動にイラッとしたとします。
日記は誰にも見せない前提で書くので、時に罵詈雑言だったりします。
筆圧もやや強め。(そんなオープンさを許可できるのも日記のよさ)

でもね。

1年後日記を見返すと、その人の言動はたしかに思い出せるけど、


な〜んにも感じていないのですよ、今のぼくは。


むしろあの時、彼は余裕なかったんだろうな、とか、あの時たしか鼻詰まりが酷くてぼく自身のコンディションが良くなかったからなぁなどまったく違う感情があるだけなのです。

あの時全力で書いた罵詈雑言コメントがやや恥ずかしいと感じる自分がいるわけです。ほんのり自分を笑えます。

つまり。

今のぼくやあなたが抱いている感情は、今だけ。
やがて落ち葉が風で吹き飛んでいくように変わります。

心はまさにコロコロ変わるんです。

今、辛い。
今、悔しい。
今、悲しい。
今、腹立たしい。

それは、今だけ。
だから大切に、大切に抱きしめましょう。

でも、ある瞬間に変わるからね。
コロッと。

そのことを知っているだけでも、ちょっと気持ちが軽くなりませんか。
どんな感情でも、今を大切にするあなたであればいいと思います。

そして1年後のあなたは、必ず今日の感情を微笑ましく思えるでしょう。
ぼくは予想しておきます。

それでは、また。


みきてぃさん、素敵な画像をお借りしました。
ありがとうございます。

ありがとうございます。とってもうれしいです。