笑うとじぶんの中心に戻れるよ
コストコで買い物の帰り。
フードコートで購入したホットドッグ。
これこれ。久しぶり。
安くて美味しいんですよね。
きざみ玉ねぎとマスタード、ケチャップはセルフで。もちろんたっぷり盛りました。
停車した車のなかでいただきます。
いきますよ。
大口開けて、あんぐりと。
そしたら。
きざみ玉ねぎの大群が急に押し寄せたのでぼくの気管が驚いたのか、へんなところにスッと入ってしまい、豪快にむせてしまいました。
げっほげほっー!!!
(ことばで表現しにくい)
きざみ玉ねぎたちがぼくの口から車内の四方八方に飛び散っていったのです。
まさにきざみ玉ねぎたちの華麗な、いや壮絶な打ち上げ花火。
ちなみに人間のくしゃみのスピードって新幹線より早いって聞いたことがありますが、きざみ玉ねぎの大群がまさに300キロレベルで吹き飛んでいったんですよ。
ハンドルにも、
ダッシュボードにも、
フロントガラスにもきざみ玉ねぎが。
カーナビモニターにも当然玉ねぎがくっついています。
なんと車内の上部に設置しているドライブレコーダーにまで玉ねぎがくっついていました。
せき込む際に、微妙に助手席側に向かってせき込んだのか、隣にいたパートナーの足元にも玉ねぎがポツポツと。
ごめ~ん!ごめんごめん!
大笑いするしかありませんでした。
そう、大笑い。
久しぶりにした気がします。
腹の底から笑うことって1年のうち、何回あるだろう。
若い頃はなんでもかんでも笑えていたのに。
いつのまにか数えるほどになったなぁ…。
と、いやいや感慨にふけっている場合ではなくて、現実は玉ねぎの匂いが立ち込めています。
窓を開けてもなかなか匂いは消えません。
あのさ、きざみ玉ねぎよ。
取っても取っても車のどこかに隠れているよね。
これは冷静に考えると決して愉快な状況ではありません。ちょっと涙が出てしまってもおかしくありません(玉ねぎのせいじゃなくてね)
でもね。
この状況、なんか笑っちゃえばいいな、と。
こんな時こそ、じぶんを笑えばいい。
大笑いが落ち着いてきたとき、ふと思ったのです。
あ~なんだかじぶんの中心に戻れたなって。
これまたうまく言語化できないのですが、頭でアレコレ考えている状態ではなく、お腹あたりの中心に意識が落ち着いている感じ。
シンプルなじぶん、とでも言いましょうか。
あいかわらず車内は玉ねぎくさいのです。
でも、じぶん自身の内面はどこか快適な状態。
このアンビバレントな感覚。
あなたは大笑い、最近いつしましたか?
日々いろいろ出来事は起こりますよね。
「にもかかわらず」笑えばいい。
よかったらじぶんを大いに笑っちゃいましょう。
それでは、また。
※玉ねぎ、大好きです。