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ほんとうは金網なんて乗り越えて
ほんとうは金網なんて乗り越えて綿毛をぜんぶ散らしたかった
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でも、いい子だから、女子だから乗り越えなかったし、綿毛を散らすこともできなかった。これは小学生くらいの私の思い出です。ふわふわの綿毛がまだ誰にも蹴散らされずにたくさん生えていたのは、入ってはいけない金網の向こうだったから。
そんなんお構いなしで男子たちはひょいひょい金網を乗り越えて、たくさん生えている綿毛を気持ちよく蹴散らして遊んでいました。それを、だめだよ〜!って止める女子の中の1人だったわけですが、本当はすごく羨ましかったような気もしていて、でも今から考えても乗り越える勇気はないなぁ私には。
今住んでいるところは子供の頃いた場所を上回る田舎度なので、金網を乗り越えなくても綿毛だらけの場所が無数にあり、子どもたちと目一杯蹴散らして遊ぶことができます。
でも自由に蹴散らせるのと、本当は入っちゃだめな場所で蹴散らすのとじゃ楽しさが違うんだよなぁとも思ったり。(入ってはいけない場所に入ってはいけません)
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