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【無料で利用可能】 TradingView無料プランユーザーにオススメしたいPineスクリプト [MTF YOKUBARI SET] → 名称変更しました【MTF Ichimoku & Natural 5MA 2BB - MTFset】

----------2018.10.31追記----------

MTF YOKUBARI SETという名称だと一般ユーザーにリーチしないため新バージョンは名称を以下に変更しました。もちろん無料で使用可能です!

MTF Ichimoku & Natural 5MA 2BB - MTFset

一目均衡表:MTF 2 IchimokuKinkoHyoで公開した最新のものに更新
移動平均線:security関数を排除したため表示が滑らかに
ボリンジャーバンド:security関数を排除したため表示が滑らかに

↓旧バージョンと新バージョンの比較画像

最新版のコードも有料部分で公開しています。

MTF 2 IchimokuKinkoHyoの情報も含むため有料部分の金額を799円に変更しました。

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前置き

初めまして。たんさんです。

最近、暗号通貨界隈ではサロンがブームになっていますよね。
そんな、サロンの主催者方が公開するスクリーンショットによく出てくるインジケーターを一纏めにしたTradingView用Pineスクリプトを公開しましたので、その紹介をさせていただきます。

このインジケーターは無料で使用可能です。この記事もほとんど全て無料で読むことができますが、一部ソースコードとその解説のみ有料とさせていただきます。これからPineコードの勉強をされたい方向けになるべく解説など丁寧にしていきたいと思います。
売上資金は私のがん治療に利用させていただきます。恥ずかしながら、2015年から治療を続けているため働くことができず治療費が心許無くなってきましたので…


インジケーター紹介
MTF YOKUBARI SET - MTFset

さてさて、インジケーターについてですが
MTF YOKUBARI SET - MTFset
という名前で公開しています。

PCでご利用の方は以下の画像の手順で。

スマホでご利用の方は以下の画像の手順で。

これでTradingViewにMTF YOKUBARI SETを追加可能です。


機能と使い方

それでは、このPineスクリプトの機能と使い方を紹介します。

まず初めに、名前の最初にも書かれている「MTF」について簡単に説明します。

MTFはMultiple Time Frameの略で、FXなどでは主に「マルチタイムフレーム分析」という文脈で語られます。
意味としては、1つの商品のチャートを異なる時間足で見ることで、現在の相場状況 やトレンドを把握したうえで、エントリーポイントを探る分析法です。

そこでこのインジケーターですが、複数の時間足でチャートを確認した結果、例えば「今日は1時間足の期間100の移動平均線が意識されていて、4時間足の一目均衡表の次の捻れで価格が大きく動きそうだから15分足のチャートでエントリーポイントを見ていきたい」という場合に、15分足のチャートを開いた状態で「1時間足の期間100の移動平均線と4時間足の一目均衡表(さらにはボリンジャーバンドも)」同時に表示することができます。

大まかな機能がわかったところで、次はインジケーターの機能について細かく見ていきます。

以下の画像の赤丸部分、⚙歯車マークをクリックするか、インジケーターの任意の場所をダブルクリック(スマートフォンも同様)することで、画像右側のようにインジケーターの詳細情報や設定を確認、変更することができます。


入力部解説①
一目均衡表

まずは一目均衡表についてです。
一目均衡表が何かという説明はここでは割愛します。

上の画像の右上部をアップにしたのがこちらです。

まず一番上の「----------Ichimoku Kinko Hyo----------」ですが、この右側のチェックボックスで、一目均衡表の表示のオン/オフが可能です。

次に「Multi Time Frame Mode ON/OFF」ですが、この右側のチェックボックスで、MTFモードのオン/オフが切り替えられます。
つまり、他の時間足の一目均衡表を表示するか、現在表示している時間足の一目均衡表を表示するか選べるボタンです。

その下の「一目均衡表の時間足」ですが、Multi Time Frame Mode を ON にしていれば、右側のセレクトボックスから任意の時間足を選択して表示することが可能です。
(一目均衡表のMTFモードは極端な設定にすると表示されない場合や、解像度の都合で正確性に欠ける場合が出てきますのでご注意ください)

「転換線」「基準線」「先行スパン2」「遅行スパン」につきましては、特にいじる必要はないかと思います。これらは一目均衡表のデフォルトの設定になっています。


入力部解説②
移動平均線

次に移動平均線についてです。
一目均衡表と同様に、移動平均線についての詳細は割愛します。

移動平均線についての設定項目は以下の部分です。

移動平均線は5本表示可能なため設定も5個ずつになっていますが、まずは全体の設定に関わる部分から説明します。

一番上の「----------Moving Average----------」ですが、一目均衡表と同様に移動平均線5本の表示のオン/オフを切り替え可能です。

二番目の「Multi Time Frame Mode ON/OFF」も同様にMTFモードのオン/オフを切り替えられます。

三番目の「On:EMA / Off:SMA」は、右側のチェックボックスにチェックを入れると5本の移動平均線がEMA(指数平滑移動平均線)に、チェックを外すとSMA(単純移動平均線)になります。
移動平均線には他にも様々な種類がありますが、ここではよく利用されるEMAとSMAのみに絞っています。

ここから先は設定が5個1セットになっているので、それぞれ1個ずつ説明します。

「MA◯ 時間足」では、一目均衡表と同様にどの時間足の移動平均線を表示するのか選択可能です。

「MA◯ 期間」はその時間足で何本分のデータの移動平均を求めるのか設定可能です。
小ネタとして、時間足で希望の時間足が選択肢になかった場合、「時間足」×「期間」が一致すればほぼ同じ移動平均が表示されます。
そのため、TradingViewには搭載されていない「8時間足の期間100」の移動平均線を「2時間足の期間400」と設定することで表示させることもできます。

「MA◯ On/Off」はそれぞれの移動平均線の表示/非表示を切り替え可能です。


入力部解説③
ボリンジャーバンド

最後にボリンジャーバンドについてです。
同じくボリンジャーバンドの詳細も割愛します。

ボリンジャーバンドの設定項目は以下の部分です。

一番上の「----------Bollinger Band----------」ですが、一目均衡表や移動平均線と同様にボリンジャーバンド2つの表示のオン/オフを切り替え可能です。

二番目の「Multi Time Frame Mode ON/OFF」も同様にMTFモードのオン/オフを切り替えられます。

ボリンジャーバンドも移動平均線と同様に2個ずつのセットになっているためまとめて解説します。

「BB◯ ON/OFF」はボリンジャーバンドの表示/非表示を1つずつ設定可能です。

「BB◯ 時間足」は一目均衡表と移動平均線と同様にどの時間足の移動平均線を表示するのか選択可能です。

「BB◯ 偏差」はボリンジャーバンドの設定で見かける+1δなどの値の「1」の部分に当たります。詳しくは「ボリンジャーバンド 標準偏差」などで検索していただければと思います。


以上のことを踏まえ、各インジケーターを自分の条件に合った設定をしていただければと思います。


見た目の設定

次に見た目の設定ですが、先ほどのインジケーターの設定の際にクリックした「入力」タブの隣にある「スタイル」から変更可能です。

それぞれをインジケーター毎に簡単に説明します。

まずは一目均衡表ですが、「転換線」「基準線」「遅行スパン」「先行スパン1」「先行スパン2」「抵抗帯」が該当します。
いわゆる雲に当たる部分は「先行スパン1」「先行スパン2」「抵抗帯」です。
雲以外に遅行スパンの色をわかりやすくしているのは、以下の記事の遅行線ダイバージェンスを参考にさせていただいたためです。


次に移動平均線は「Moving Average1」〜「Moving Average5」が該当します。見ての通り、それぞれ別の色を設定することも可能です。

ボリンジャーバンドは「Bollinger Band Center◯」「Bollinger Band Upper◯」「Bollinger Band Lower◯」「Bollinger Band◯」で1セットになります。


以上、MTF YOKUBARI SETの紹介と解説でした。

ここから先は有料部分になります。
内容はPineスクリプト本体と解説となりますので、内容が充実しているか言われればそれほど充実しているわけではないと思います(もちろん頑張って書いていますが…)。その点ご理解いただけた方のみご購入いただければと思います。

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