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金曜ドラマ『9ボーダー』第1話の感想 「…」

このドラマには少し期待していたのですが、第1話を見終えての評価は、残念ながら辛口になりそうです。


ヤフーニュースで読んだ記事では、「“幸せ”とは何かを考えさせられる」とか、「歌う松下洸平はハマり役に」とか、「“沼”な匂いしかしない」「ほわほわした役が最高過ぎる」とかとかある。 マジで??? ストーリーは退屈だし、役者の無駄遣いと思った私は少数派なのか?

そもそも、19歳、29歳、39歳…それぞれの年代の悩みを描こうとするあまり、三姉妹の設定に無理がある。この姉妹の母親は何歳なんだ?とか、そもそも同じ母親なのかとか余計な事考えてドラマに集中できない。(ちなみに、美人三姉妹といえば『キャッツ・アイ』)

30歳の大台に乗る手前の、働く女性の悩みや焦りをシリアスに描こうとしてるわりには、80年代風や90年代風のポップでカラフルな部屋や衣装がわざとらしく、さらに無理やりなほのぼの感が少しミスマッチ。長女役の木南晴夏は『セクシー田中さん』以来好きだったのに残念。

そういえば、第 1 話のラストシーンの桜は、少し80年代のわたせせいぞうの絵みたいだった。

https://natalie.mu/comic/news/276411 より


極めつけに、主人公の川口春奈が出会った男性 (松下洸平) が、まさかの (予想通りの…) 記憶喪失! あちゃ… ただでさえ今期春ドラマは、韓国ドラマも驚くぐらい記憶喪失モノのオンパレード。『アンメット』も記憶喪失モノ (医療系なのでジャンルが違うけど)。『約束~16年目の真実~』も記憶喪失モノ (部分的な記憶喪失)。

『9 ボーダー』と同様の、記憶喪失 + 恋愛 + ミステリー or 謎のドラマなら『くるり』。 『くるり』は指輪の持ち主が誰なのか、彼女は何者なのかなど、続きを見たくなったけど、『9 ボーダー』にはミステリーは感じなかったけど、急に両思いになったなどのご都合主義の展開がむしろ気になった。

くるり内のキューンときたシーン


一期前は『不適切にもほどがある!』みたいな来週が楽しみなドラマが揃っていて、懐かしいな~☺️






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