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【研修記録】UXデザイン研修 Day1 -ブートキャンプ-

おはようございます。

Xデザイン学校のUXデザイン研修ベーシックコースの研修受講記録です。

第1回の研修を受講しましたので、振り返ります。

1.講義

今回の講義内容はプラットフォームビジネスについてでした。

以前本で読んだことがあるのですが、アメリカのGoogleや中国のアリババはプラットフォームを作ることで、自動で膨大な顧客の行動データを取得できる仕組みを作ったと。

そして膨大な行動データを解析することによって、ユーザーごとに求めているサービスを求めているタイミングで提案したり、ニーズの高い新しいサービスを作り出していると。

「Google的思考」と「アフターデジタル」です。これらの本は単純にとても面白かったのでおすすめです。アフターデジタルとか、中国に行きたくなります。

本日の講義でも、新しい大きく成長するためのビジネスを始めるなら、プラットフォームにならなければならないと説明されていました。

個人的に重要だと考えたことは、プラットフォームでありながらも収益を得る仕組みを考えることと、今後サービスを大きくしていくための参考となるビックデータを得られる仕組みを考えることかなと。

本日の講義ではプラットフォームのビジネスを始めるべき理由やその事例がメインだったように感じました。

次回以降は具体的にどのようにプラットフォームビジネスを考えていくのか(デザインするのか?)が学べることを期待しています。

2.グループワーク

講義の後にグループワークを実施しました。

その課題は、今世の中にあるプラットフォームビジネスを1人1つ挙げて、そのプラットフォーム構造を図解してみるというもの。

私は「Anyca」を例にして構造化してみました。

「Anyca」は一般人が所有車をレンタカーとして貸し出すことができる、よくある民主化サービスです。ちょっとつまらないものを提案してしまいました。

他メンバーの方は「楽天」や「Airbnb」などを構造化してくれました。

「楽天」は、分解すれば分解するほど素晴らしい仕組みを発見できました。

そもそも「楽天」という会社の下に「楽天市場」や「楽天トラベル」といったプラットフォームが紐づいているので、より層が多いプラットフォームであることに気づけました。

さらに、「楽天」という大きなプラットフォームを楽天ポイントで繋ぐことによって、楽天のサービスを使うユーザーは、あらゆるサービスで楽天がプラットフォームを提供するサービスに依存していきます。

さらにクレジットカードサービスも持っているので、購買データが全て得られると。

楽天ポイントに執着心を持って、何か買い物をするときは全て楽天のサービスからという人は多いと思います。

1個人がいつ何を買ったかの全てのデータを得られてしまうこの仕組みは最強だなと思いました。

「Airbnb」もとても面白かったです。

今日まで「Airbnb」は個人が民泊を提供できるプラットフォームだと思っていたのですが、それだけではなく、オンラインで現地の文化を体験することもできるらしいのです。

「Airbnb」のコンセプトが「現地の宿を提供する」ではなく、「現地ならではの体験を提供する」だったというのはとても新しい発見で、面白かったです。

おそらくオンライン体験というサービスは、最初はなかったサービスだと思うので、プラットフォームから生まれた新しいサービスになります。

このように、作られたプラットフォームで新しいサービスがどんどん生まれるような仕組みが大事なんだと思います。

ここからは研修後「anyca」について振り返った時の個人的な考察になります。

「Anyca」の惜しいところは、得られるユーザーの行動データが乏しいところかなと思います。

ユーザーごとの得られる情報は、

・いつどれくらいの期間を借りたか
・どの車を借りたか

くらいしかないかなと。このデータを得られても、次の新しいサービスに展開するのは難しいと思いました。

その車でどこに行ったのか、行った先で何を買ったのか、とか、車を借りた日のユーザーのあらゆる行動データが取れるような仕組みができれば、もっとデータからわかることは増えるのではと思いました。

第2回の研修は6月末になります。

学んだことを自分の会社で実践するには、どのような考え方をしていかなければいけないのかを常にイメージして当て嵌めながら学んでいきたいと思います。

それでは。

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