時間管理のマトリクス 重要度✖️緊急度
おはようございます。
本日も、キャリア・ポートレートコンサルティング代表、村山昇さんの著書『働き方の哲学』について、noteにアウトプットしていこうと思います。
本書で紹介されていた守破離について、前回アウトプットしましたが、それ以外にも頭に留めておかねば!と感じた内容がありますので、別の記事として書いていきます。
怠惰な多忙
「怠惰な多忙」という言葉、個人的にずっしりときました。本書では以下のようにこの言葉が紹介されていました。
会社員として企業で仕事をしている多くの人がそうだと思うのですが、日々多忙で業務に追われる毎日を過ごしています。
私も例に漏れず、日々業務に追われていて、ただ目の前の業務を進めることだけに必死になってる時間が多いです。
ただ、日々追われている業務のうち、どれくらいが根本的に意義のある仕事なのでしょうか。自分の実施している業務を分解すると、ほとんどが定型の処理的な仕事であったり、過去から変わらずに担当者が変わるだけで繰り返し同じような検討がされている仕事内容なのではないでしょうか。
80対20の法則は有名な話で、80の成果は20の活動によって生成されるというようなことを言われていますが、本質的には同じようなことを言っているのだと思います。
時間管理のマトリクス
上記の「怠惰な多忙」と言われる問題に対して、本書では以下のように時間管理のマトリクスを使うことで管理することが紹介されています。
第Ⅰ領域:重要✖️緊急
第Ⅱ領域:重要✖️緊急でない
また、本書の中では、それぞれの業務の例として以下が挙げられています。
例を見ればわかるように、第Ⅱ領域の業務を進めることによって、第Ⅰ領域に分類される業務が減ること、もしくは緊急ではなくなることがイメージできます。
多忙な仕事生活を送っていると、つい第Ⅱ領域の業務は後回しにして結局やらないということが多くなるのですが、一度足を止めて、根本的な課題解決になるような仕事に少しでも多く手をつけていけるように仕事の優先順位を決める、また必要に応じて関係者に相談して実施する仕事が第Ⅱ領域の割合が多くなるように、進めていこうと思いました。
みなさんも一度足を止めて、自分が持っている業務がどの領域にどれくらいの割合で分類されるのかを確認してみてください。
そして、第Ⅰ領域に分類された業務が、第Ⅱ領域に分類できるような根本解決となる業務によって長期的にみて業務量を減らすことにつなげられないか。という考え方をしてみてください。
それでは。
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